「サンドブラスト」工法紹介
お疲れ様です。工事部の伊地です。
今回は石工事で行う「サンドブラスト」と言う施工方法を紹介したいと思います。
「サンドブラスト」とは、サンド(砂)をブラスト(突風、爆風)により対象物に噴射し加工を行う工法の事です。実際どのような工法なのか写真で説明したいと思います。
僕らの現場ではエントランスの床の石タイルに使用しました。
まず石タイル表面を研磨し、コーティングを剥がします。
その後、ブラスト機にこの材料を入れます。
この材料は砂と鉄が混じった粉塵で、これを機械で噴射し表面を削っていきます。
ちなみに、この工法は様々な事に使用されていて、船についたサビ、貝殻を除去することやガラスや鉄板にデザイン柄を入れたいときに使用されています。
ですが、この「サンドブラスト」はものすごい粉塵が出る為、しっかりとした養生が必要になります。
この施工を行った用途としましては、エントランスで人の出入りが多いため当初は、艶ありの石タイルだったのですが、足元がぬれていると滑りやすく転倒を起こす原因になると考え滑り止めとしてこの施工を行いました。
今回はこれで終えたいと思います。入社三年目 伊地からでした。