入札の方法 – 株式会社東恩納組

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2020年12月15日営業

入札の方法

皆さんこんにちは、営業の宇江城です。
新型コロナウイルス感染症が拡大し、感染者数も増加する一方です。コロナに負けないように手洗い、うがい、3密を避けるなどの行動をしっかり行っていきましょう。

今回は公共工事の入札方法について掲載いたします。
入札の方法としましては、大きく分けて「指名競争入札」「一般競争入札」があり、「指名競争入札」とは、発注者が指名した業者だけが入札に参加可能となります。

「一般競争入札」は、発注者より資格要件が出され、資格要件に合致する企業は自由に参加が可能となります。最近では、「一般競争入札」が主流となり、施工の規模や同種工事の実績があるか?配置予定技術者の資格要件(1級建築施工管理技士免許保持等)などが細かく要件が出され、その条件に合う企業が参加可能となります。
(各発注機関により、会社の規模や工事の実績でランク分けをしており、沖縄県では建築工事・土木工事共に特A・A・B・C・Dの5等級にランク分けされ発注が行われています。)

入札の方法も、紙入札方式電子入札方式が活用されており、沖縄県が発注する工事は電子入札方式がほとんどです。
電子入札方式は、入札を社内のパソコンより行うため、参加業者が顔を合わせることもなく、談合防止にもなっております。現在は、新型コロナウイルス感染症の要望にもなっていますね。

  

入札した後の、落札者の決定についても「予定価格の制限の範囲内」という言葉があり、あらかじめ発注者が決めた予定価格の範囲があり、その範囲の中で最低の業者が落札となります。制限の範囲を超えてしまったり、下回ってしまったりすると失格となります。この「予定価格の制限の範囲」というものはコストを下げれば落札できるというものではなく、発注者が適正な価格を設定しているものです。
発注者が設定した価格を下回ってしまう場合は、工事の品質の低下・協力業者へ無理な金額調整・安全管理の不徹底など建設業の健全な発展を阻害するものであり、品質や協力業者を守るためしっかりと設定されております。

安ければ良い、見た目が良ければそれで良いなど現在の建築では許されない行為です。

弊社の建築理念で「人を守り、心地よく、美しい家造りで明日を築きます。」を掲げており、質の高い安全な建築物を建設することにより、社員とその家族・協力業者とその家族を守るため日々頑張っております。今後も皆様に選ばれる会社になるように質の高い建築物を造っていきます。

本年も残すところ、あとわずかとなりました。 皆様には大変お世話になり心より感謝しております。 来年も本年同様のご愛顧のほどよろしくお願い致します。

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