北谷町北谷一丁目マンション計画 – 株式会社東恩納組

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2025年7月10日建築部

北谷町北谷一丁目マンション計画

こんにちは。積算部島袋です。

前回の投稿から約一月半、現場では杭工事が終わり、駐車場棟の基礎コンクリート打設完了、本体棟では鋼矢板の設置工事を行っております。

駐車場棟基礎梁、耐圧スラブ打設状況

さて、6月中旬頃から気温が上がり、日中は30℃越えの日が続いています。

暑い日が続く中、2025年6月1日から、事業者に対して熱中症対策が義務化されました

これは、労働安全衛生規則の改正によるもので、熱中症の重篤化を防ぐために、体制整備、手順作成、関係者への周知が求められます。

義務化の概要

対象者:労働者を雇用する全ての事業者。

 

目的:熱中症による死亡災害の増加を防ぐため。

 

内容:熱中症の恐れがある労働者を早期に見つけ、適切な対応をすること。

   ①熱中症患者の報告体制を整備すること。

   ②熱中症の悪化を防止する措置を講じること。

   ③これらを作業員等に周知すること。

どうして熱中症対策が義務化されたのかというと、近年、熱中症による死亡災害が増加している。
※熱中症は、重症化すると死に至る可能性もある危険な状態です。初期症状を放置すると、体温が40℃を超え、意識障害やけいれん、臓器不全などを引き起こすことがあります。特に高齢者や基礎疾患のある人は重症化しやすく、後遺症が残る場合もあります。
特に、屋外作業や高温多湿な環境下での作業が多い職場では、熱中症のリスクが高い。
これらの状況を踏まえ、事業者は従業員の安全確保のため、熱中症対策を徹底する必要がある。
 
罰則について

熱中症対策を怠った場合、罰則が科せられる可能性がある。

具体的には、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる場合がある。

沖縄県では6月15日時点で熱中症による疑いで救急搬送された人数が304人となっており、去年の約3倍のなっています。

熱中症発生のピークは7月~8月となっており、今月、来月と特に気を付けないといけません。

これから現場では人員が増えさらに熱中症のリスクもさらに高くなってくるので、今まで以上に熱中症対策をしっかり行い、熱中症を出さないように作業を進めていきたいと思います。

以上積算部島袋でした。

 
 

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