単位について①
みなさんこんにちは!土木部 當銘です。
夏を感じる日々ですね。
現場では蝶やトンボなど、いろんな生物を見る機会が増えています。
水分補給なのか、現場内の土の上に止まることもしばしば。
わざわざここじゃなくても・・・という気もしますが、
自然豊かな場所なのかと思うと、それもそれで良い気がします。
もちろん、苦手な虫もいますので、一概には言えませんが。
隣接する水路には、小魚やオタマジャクシがたくさんいて、水鳥?らしき雛も数羽いました。
さて、今回は先日改めて勉強になった話をします。
「インチ」について
工事中は水中ポンプを使うことがよくあります。
最もよく使うものが、2インチの水中ポンプ。
3インチ、6インチとサイズが大きくなるにつれて水を吐き出す量も多くなるので、
使用規模に応じて選ぶことになります。
水中ポンプは、インチでサイズを言うことがほとんどです。
日常生活では、ジーパンやテレビのサイズをインチで言うことがありますね。
みなさんは1インチが何cmか覚えていますか?
日本人なので、アメリカの単位にはあまりなじみがないでしょうから、覚えていない方も多いかと思います。
簡単な表にしてみました。
フィートとヤードも書いてみましたが、
1インチ=2.54cm
さえ覚えれば、日常生活の大体のインチはセンチやメートルに簡単に換算できるかと思います。
ジーパンであれば、32インチは32×2.54=81.28cmということです。
水中ポンプの場合は、水中ポンプ本体の吐き出し口の口径(mm)をインチで表現しているので、
2インチの口径は約50mm、3インチ水中ポンプの口径は約80mmとなります。
工事現場では、水中ポンプ以外にもインチ表現があります。
コンクリートを打設する際の輸送管(圧送管)の径もインチやミリで表現されますが、
「○○インチ」「○○mm」
という表記ではなく、
「○○A」「○○B」
という見慣れない表記になっています。
これは「A呼称」「B呼称」というものなのですが、この話は次回にしたいと思います。
では、またの更新まで。