基礎工事① – 株式会社東恩納組

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2016年2月26日建築部

基礎工事①

基礎工事
こんにちは。工事部の神谷です。
今回は基礎工事の施工方法や流れについて説明しようと思います。
基礎工事とは土木構造物や建物構造物を、支持し安定させるための土台となる部分のことです。
一般的な基礎のべた基礎と布基礎が工事完了するまでの流れを説明しようと思います。
まず初めに、基礎工事の中のべた基礎とは何か?布基礎(ぬのぎそ)とは何か?を今回は説明させていただきます。

まずべた基礎とは建物の真下部部分の全てを鉄筋コンクリートで用いた基礎のことです。
イメージ図↓
ファイル 839-1.jpg
メリットとしては建物の荷重を基礎全体で受け止めることができ、基礎全体が鉄筋コンクリートなのでシロアリが建物に侵入することを防ぎ、地面からくる湿気も防ぐことが出来ます。
次に布基礎とは、べた基礎とは違って建物の真下の部分的に鉄筋を配筋し、コンクリートを流し込む基礎のことです。断面図で見ると基礎の形が逆T字型になっているのが特徴です。
イメージ図↓
ファイル 839-2.jpg

布基礎は荷重が部分的に集中する建物だと向いていることがあります。
メリットとしてはべた基礎に比べ鉄筋の本数やコンクリートの量が少ないのでコストが抑えられます。
デメリットとしてべた基礎と比べるとシロアリや湿気、強度などが低くなります。
上記の説明からべた基礎の方がおすすめですが、地盤が強い場所では布基礎でも十分ですし地盤が強い場所でべた基礎を採用すると、無駄なコストになるので地盤調査をしっかりして、どの基礎にするかを決めることが大切です。
以上。工事部の神谷でした。
次回は今日説明した基礎工事の流れを具体的に説明していこうと思います。