こだわりの詰まった家へリノベーション – 株式会社東恩納組

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2023年3月6日営業

こだわりの詰まった家へリノベーション

皆さんこんにちは。営業部の大城です!

最近住宅関連の書籍を読むのですが、住宅それぞれに個性やこだわりがあります。

その中で個人的に興味のある、自分の家に取り入れたい技法を紹介したいと思います。

①木の柱や梁が仕上の一部となる真壁工法(しんかべこうほう)

真壁工法は昔から存在する工法です。木造の場合、構造上いくつもの柱や梁が存在しますが、その柱や梁を壁材で覆わず表面に出し、仕上の一部とした工法です。また反対に柱や梁を壁材で覆う工法を「大壁工法(おおかべ工法)」と言います。

沖縄の場合はRC造の建物が多く、木製の柱や梁に馴染みが無いですが、柱や梁を仕上の一部とすることで、木のぬくもりが感じることができ、肌触りも良く自然そのものを感じることができます。
柱や梁を覆い隠す大壁工法ですが、施工が難しくなく、工期の短さやコスト面に優れています。真壁工法と比較し壁を厚くできるので、遮音性や断熱性に優れます。また、現代的なシンプルな内装に仕上がります。

個人的には、木のぬくもりや自然らしさ、古来の雰囲気、和風らしさを感じることができる真壁工法のような作りが興味を引きます。また、構造体である柱や梁などの骨組みが見えるのがまたいいですね。

②緑が感じられる庭、庭園

自宅で観葉植物を育てると感じるのは、草木が身近にあるとリラックス、落ち着くことができます。見る楽しさ、育てる楽しさが魅力的です。調べたところ、植物の香りや緑色の視覚的効果、空気清浄の点でも癒しの効果があるそうです。

庭があると家が広く感じることができ、花が咲いたり緑が生い茂ったり、時には枯れたりなどの四季を感じることができます。

しかし、掃除はもちろん、草木は成長し伸びるので、定期的な剪定や雑草取りなどの管理が必要となってきます。

 

③来客をもてなす開放的な玄関

アパートやマンションではスペースの関係上、広い玄関は少なくなっています。

そんな中、近所づきあいの名残なのか昔ながらの家では玄関が広く開放的でした。

玄関が広く開放的だと、家そのものも広く感じることができるでしょう。また、玄関で立ち話をしたり、お茶を出したり等、広い玄関は様々なシチュエーションで活躍します。

工夫次第では広く感じる家を演出することができます。

 

④心地よい空間を生み出す畳

畳はフローリングと違い弾力、柔らかさがあり、直接床に座れたり、気軽に横に慣れたり等使い勝手が良いです。また、素材のい草や藁には断熱効果や調湿機能もあり、便利な機能を持ちます。

現在住んでいる賃貸アパートは全てフローリングなので、気軽に足を伸ばしたりごろ寝ができる畳が欲しくなります。実家で親しんだからこそ、自分の住む自宅にも欲しくなります。

⑥木目が美しい杉板型枠によるコンクリート仕上

壁の仕上には塗装やタイル、コンクリートの打ち放し仕上等がありますが、それらとは違い、コンクリートを打設、流し込む際の型枠を杉板型枠とすることで、木目調の打ち放しコンクリート仕上とすることができます。

塗装やタイル、普段の打ち放し仕上とは違い、打ち放しの質感だが木目調であると、変わった雰囲気を演出できます。個人的には玄関周りの一部にこの仕上を採用したいです。これまた個性、こだわりが出ますね。

因みに先日東恩納組で建築した「首里suikara 染織館」の柱や梁の一部ではこの工法が使用されています。

東恩納組では戸建て等のリフォームやリノベーション、外壁塗装も行っています。近年、建築価格が上昇し、中古住宅の購入も増えていると聞きます。中古住宅でもしっかりとしたメンテナンスを行えばこの先10年、20年、そして50年先へと建物に長く住むことが出来るかも知れません。こだわりの詰まった家へのリフォーム、リノベーションをご検討の方は、是非、東恩納組にご相談下さい!

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