階段 – 株式会社東恩納組

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2022年9月26日建築部

階段

皆さんこんにちは、建築部の宮里です。今回は大半の建築物についている階段について調べたので、皆さんにも共有したいと思います。

まず、階段とは、高低差のある場所への移動を行うための通路(構造物)です。人間の足で昇降可能な高さを持つ、いくつかの水平の段に分割されています。日本語の古語では,きざはしと言います。また、階段は、建築や街を設計するうえで重要な要素となっています。構造材は屋外では石、コンクリート、鉄が多く、木や石で土止めをした土の階段も用いられることがあります。

屋内では石、コンクリート、鉄、木で、近年では、ガラスやプラスチックが用いられています。

階段は、踏面・蹴上・踊り場・親柱・手摺と、各部名称があります。

    

また、階段にも建築基準法があります。

  • 小学校  勾配約32°・幅140㎝以上・蹴上16㎝以下・踏面26㎝以上
  • 中学校等 勾配約35°・幅140㎝以上・蹴上18㎝以下・踏面26㎝以上
  • 直上階の居室が200㎡超の地上階 勾配約40°・幅120㎝以上

蹴上20㎝以下・踏面21㎝以上

  • それ以外の用途(今回要望の「寄宿舎」も該当) 勾配約46°・幅75㎝以上

蹴上22㎝以下・踏面21㎝以上

  • 住宅(共同住宅の共用部以外) 勾配約57°・幅75㎝以上

蹴上23㎝以下・踏面15㎝以上

というように建築物によって階段のサイズが決まっています。

また、階段の手摺に関しての決まりとして、

  • 階段には片側に手摺を設ける事
  • 階段の両側に側壁か手摺を設ける事
  • 下の床から高さ1m以内の部分には手摺も側壁も不要
  • 階段幅が3mを超える場合は中間に手摺を設ける事

というものがあります。

また、階段にもおしゃれな階段がいっぱいあります。

  

今回は階段について調べました。気になった方は、もう少し詳しく調べてみてください。

以上宮里でした。