おもと天久の杜新棟増築工事 – 株式会社東恩納組

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2024年8月8日建築部

おもと天久の杜新棟増築工事

皆さんこんにちは!建築部の喜瀬です。

今回は私が所属しているおもと天久の杜新棟増築工事現場の杭工事について載せていきます。

今回の現場はHiFB工法を採用しています。

HiFB工法とは、プレボーリング系根固め工法の一種の埋込み杭の工法になります。

HiFB工法の特徴

1、周面摩擦力

周面摩擦力係数はHBM工法と同様に、旧認定工法から砂質土層で3.1倍、粘性土層で1.6倍に上がっています。

2、先端粘土質地盤への対応

先端地盤は砂質地盤、礫質地盤に加えて粘土質地盤にも適応することができます。

3、施工単価の安さ

大きな周面摩擦力により、杭長が約30m以上の場合、HiFB工法で対応が可能となった場合に他の高支持力工法と比較して安価な設計が可能です。

4、特殊形状の杭を使用しない

先端に特殊形状の杭を使用しない為、全ての既製コンクリート杭で施工可能です。

上記の4つがHiFB工法の最大のメリットです。また杭長が9mの場合は削孔から杭建込まで1本あたり半日で施工できる為、工期の短縮になります。

このHiFB工法の適応条件は

1、杭先端地盤の種類が、砂質地盤、礫質地盤、粘土質地盤

2、杭径がφ300㎜~1200㎜

3、最大施工深度が、砂質地盤63m、礫質地盤66m、粘土質地盤69m

この3つの条件が揃えばHiFB工法で施工できます。

今回、おもと天久の杜新棟増築工事現場は、島尻泥岩層で杭径600㎜~800㎜、杭長9mなのでHiFB工法の適応範囲です。今はまだ建築確認申請が受理されていませんので施工できていませんが、次回には施工状況を載せることができますので楽しみに待っていてください。

 

 

 

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