(仮称)グレイスハイム上間新築工事
皆さん、こんにちは
建築部の長嶺です
自分は、(仮称)グレイスハイム上間新築工事の現場に配属されています
現在、グレイスハイム上間新築工事では現場内の磁気探査を行っています。
しかし最近は道路が冠水するほどの大雨が続き、現場での作業というのも中々進めづらい状況にあります
現場は隣に国場川が流れていますが、増水した時はとても冷や冷やしました
↓大雨により増水した国場川です
写真ではわかりづらいですが、水面が上昇し、すぐ横の道にも水が溢れてきていました
そして上の写真が雨が弱まってきて水が引いたあとの国場川の状況になります
増えた水によって沈んでいた草がなぎ倒されて川の増水の怖さを物語っています
安全な場所にいましたが、やはり川の増水はとても怖かったです
雨の日の水辺は大変危険ですので、雨の日には水辺には近寄らないようにしましょう。
現場では雨が降って、コンクリート打設が出来ない、精密機器が外で使えない等の影響があります
雨の日の危険なポイントは足が滑りやすくなる、電気を使うときに感電する恐れがある、などもあります
雨の日だと、赤土対策も再度確認しなければなりません
赤土対策、聞いたことがあるけどどのようなことを行っているかわからないという人も多いかと思います
赤土対策とは正確には「赤土等流出防止対策」といいます
名前の通り、赤土や泥等の流出を防止するという事です
赤土対策にはいくつか種類があるのでその一部を紹介します
まず大きく分けて3つあります
1:発生源対策
発生源対策は土が見える部分、裸地になっている部分をブルーシートで被覆したり、砂利を敷設したりして濁水を最小限に抑えるという対策方法です
2:濁水流出対策
濁水流出対策は小堤工や柵工などを設けて発生してしまった濁水を外に流出させないという対策方法です。グレイスハイム上間新築工事の現場ではこの方法で対策を取りました。
3:最終濁水処理対策
最終濁水処理対策は沈殿池や、ろ過装置を通して排出可能な濃度まで水を綺麗にするという対策方法です
これで赤土対策は何を行っているかわかっていただけたと思います。
しかし、なぜこんなに赤土対策をしなくてはならいないのか
それは、赤土流出による被害が大きいからです
どのような被害があるのか、それもご紹介させていただきます。
①川や海への流出による汚染 ②モズクやアーサ等海藻類の生育の妨げ ③サンゴの死滅
このように、海の美しさを売りにしたい沖縄にとって赤土流出はとても大きなダメージを負います
それにサンゴが死滅するということは環境破壊になるので、それも防がなくてはいけません。
なので、赤土対策はとても重要であるということがわかります
赤土対策の役割と内容の紹介はこれで以上になります
建築部 長嶺でした!