建物のひび割れ対処法2
こんにちは、建築部池原です。
今回は、建物のひび割れ対処法について話したいと思います。
建物のひび割れは、幅や場所を確認して記録し、0,3㎜以上•斜めや「×」状•基礎や柱周りなど構造に関わるものは専門の業者に調査•補修を依頼し、細い表面のひび割れ(クラック)のみを防水材やシーリング材で補修するのが基本です。
ひび割れ対処の基本ステップ
1,状態を確認•記録
①幅•長さ•方向•場所をメモして、写真を撮る。
②日付も残し、進行していないか後で確認する。
2,危険度の目安
①幅0,3㎜以下の細い表面クラックは、構造への影響は小さい場合が多い。
②0,3㎜以上、長い•数が多い•交差して「✖️」状は要注意です。
3,場所で判断
①基礎、柱•梁周り、窓•ドア周り、建物の角は構造上弱点で進行しやすい。
②これらの部位のひび割れは、早めに専門家に相談する。
DIY で対応しやすいひび割れ
①外壁塗膜だけの細いひび割れ(ヘアークラック)は、次回塗装時の補修で足りることもある。
②応急処置として、清掃後に防水塗料やシーリング材を充填し、雨水浸入を防ぐ。
③高所作業や脚立使用は転落リスクがある為無理はしない。
専門業者に任せるべきケース
①幅0,3㎜以上、段差を伴う、基礎や構造体まで達していそうなひび割れ。
②室内のドアが閉まるにくい、床の傾きなど、建物の変形を伴う場合。
③雨漏り•室内のカビ•仕上げ材の浮きがある場合。
補足の注意点
①新築•リフォーム後まもないひびは、施工不良や構造上の問題の可能性もあるため、施工業者と原因を確認する。
保証や保険が使える場合もあるので、契約書や保証書を確認し、必要に応じて相談窓口や専門家に問い合わせる。
最後にひび割れを放置すると起きやすい事
外壁やコンクリート、ベランダ床などのひび割れを放置すると、次の様なことが起きやすくなります。
①ひび割れから雨水が入り,内部の鉄筋や木材が腐食する。
②カビやコケ、白蟻などが発生しやすくなる。
③ひび割れが広がり,耐震性や強度が落ちる。
④外壁材やコンクリート片が剥がれ落ちて人や物に当たる危険が増す。
⑤建物全体の資産価値が下がる。
基本の考え方
ひび割れは「すぐに崩壊」と言うケースは少ないですが、放置すると
①劣化のスピードアップ
②見えない内部のダメージ
③修繕費用の増加
などにつながることが多いので、早めの点検や補修をお勧めします。

以上、ひび割れに不安がある方の参考になればなによりです!











































