「(仮称)グレイスハイム上間新築工事」6月度進捗状況報告
ブログをご覧の皆さん、約1ヵ月半ぶりの再会となります。
建築部の上地です。
さて、前々回ブログより本現場の紹介等をさせて頂きましたが、前回(5月初め)のブログ掲載と同時に沖縄地方が梅雨に入り、なんと1カ月半以上経つ現在も梅雨の真っ只中、今年は異常気象・・・?おかげで現在進行中の磁気探査業務も苦戦しております。なお、現場の今後の主な予定として、①安全祈願祭→6/21予定。②工事の着手→7/初旬(造成工事着手)を予定。いよいよ本格的に工事が前進していくことになるでしょう!どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
令和4年6月21日の安全祈願祭式典会場設営
さて、本題のブログ内容ですが前回紹介した「防火水槽」についての続編として紹介します。
まず、前回の復習として・・・本工事でなぜ「防火水槽」の設置義務があるのかと申しますと→那覇市(行政区域で若干の違いは有る?)で新規の開発行為を行う場合は新規開発場所から直近にある既存の「防火水槽」から半径100m以内に新規開発場所の敷地全部がカバーできてない場合は新規開発行為の中に「防火水槽」の設置が義務されるとある。※前述での半径100mは用途地域で違いがあるので注意! その他、【防火水槽の設置が必要な理由】【防火水槽の種類】【防火水槽の仕様】などを紹介してきましたが、今回はその他の「防火水槽」あるあるをご紹介いたします。
【吸管投入孔及び集水ピットの設置】
①吸管投入孔は角型→一辺60㎝以上、丸型→φ600以上、深さは50㎝以上
②集水ピットは角型→一辺60㎝以上、丸型→φ600以上、深さは50㎝以上
③水槽底は地表面から4.5m以内(集水ピットを除く)
【防火水槽の吸管投入孔の構造】
①蓋は鋳鉄製あるいは同等以上の物で鍵付きとする
②φ600以上
③1防火水槽に付き1箇所以上の吸管投入孔を設ける
【防火水槽の標識】
①原則、防火水槽の直近5メートル以内に設置
【防火水槽等用地等】
①表示→駐車禁止等の表示
②防火水槽の外壁から1メートル以内の地中及び空中には空地を保有(配管及び構造物の設置不可)
以上、今回のブログ内容は簡単ではありますが、締めたいと思います。
それでは次回にまたお会いしましょう。
By 建築部 上地 透