おもろまち現場より
皆さんこんにちは、建築部 東江です。
まだまだ肌寒い日が続いています。
季節の変わり目、体調管理には十分注意していきましょう。
本日は、私が現在携わっている共同住宅の樹木についてお話しします。
発注者の会社基準で、『在来種を50%以上とする』となっています。
今回の植栽は写真のようになりました。
シマサルスベリ、ソテツ、クロトン、クロヘゴ等の樹木が植えてあります。
花壇も石灰岩張となっており沖縄っぽさが出ています。
その中の、クロトンについて説明したいと思います。
写真中央(クロトン)
写真(中央)
原産地はマレー半島や南洋諸島などで、沖縄には1910年に、国頭農学校校長黒岩恒氏によって、シンガポールから3品種が導入されたのが始まりだそうです。
葉の形状が卵型のものから細長く巻いたようなものまで変化に富んでいることから、別名ヘンヨウボク(変葉木)と言います。
トウダイグサ科の常緑低木または小高木で冬場でも色鮮やかであるためか、1年を通じ、観葉植物としても日本中で販売されているそうです。
ただ、沖縄の人の中には クロトン = 『火の神(ヒヌカン)やお墓にお供えする木』イメージする方が多数いると思いますが?
今回の現場では、たくさんの樹木と一緒に植えているので、いいアクセントになっているのではないでしょうか。
引渡のころには、元気に成長していることを願います。
それでは今日はこの辺で。
以上 建築部 東江でした。