でんさいについて
こんにちは。総務部、高江洲です。
今回はでんさいについて書いていきたいと思います。
でんさいとは、電子記録債務の通称で、手形などを代表とする債権を電子化したものです。
メリットは、支払側、受取側共に多くあり、支払側は、コスト削減と、手形作成業務の事務負担の軽減がはかれます。
現在手形は、一枚220円しており、さらに金額に応じた印紙を貼る必要があります。
例えば500万円より大きく1000万円までの手形を作る場合は、2000円の印紙が必要です。
また、手形を作成する際、振出人、支払人の記入、手形の振出日と支払期日の記入、金額の記入等、
多大な事務負担、コスト負担になっていました。
それが、でんさいになるとすべて、ネットでできる為、作成時間もなくなり、印紙税がかからない為コストも減るということで、
導入してよかったと感じております。
受取側としては、企業に受けりに行く手間も省け、
支払期日になると、銀行から自動で入金される為、取り立ての手続きもいらず事務負担も減り
紛失や盗難の防止にもなり受け取る側としても多くのメリットがあります。
でんさいは、支払側、受取側の両方がでんさいを導入しないと使用することができない為、
まだ手形との併用になっていますが、2年後の2026年には手形が廃止になります。
これからも、いろいろな業務が電子化されていくと思います。
導入までは大変ですが、その後のことを考えると、業務は楽になっていくはずなので
電子化できるものは、進めていきたいと思います。
以上、総務部高江洲でした。