アルミサッシ
皆さんこんにちは、東恩納組・建築部の宮里です。今回はアルミサッシについて書いていきます。
アルミサッシとは
アルミサッシとはアルミニウム(AI)製の窓枠のことです。
日本の窓枠の歴史は実はあまり長くありません。明治時代以降に洋風の建築技術が取り入れられ始めてから板ガラスの普及とともに入ってきたものです。
それ以降は格子がはまって開いたままの開口部や、開け閉めできる小さな扉状のものや障子などが窓の役割を果たしていました。また、ガラスがはまった窓枠も最初は木製でした。
しかし木で出来た窓枠は隙間風が入りやすく、火事にも弱いという欠点があります。そこで鉄製の窓枠が用いられるようになりましたが、鉄は水気で錆が発生します。そのため、錆に強く、軽くて加工もしやすいアルミサッシが窓枠のメイン建具として使用されるようになったのです。
サッシの名称
↑上の画像のようにいくつかの部位でサッシが構成されています。
アルミサッシの施工方法
木造の場合
- サッシを外側からはめ込みます。
- フィンをスクリュー釘で固定します。
- 上下左右のサッシ側面をビス止めします。
これでサッシの取り付けが完了です。
コンクリート躯体の場合
- 躯体に溶接用の鉄筋アンカーを打ちます。
- サッシと鉄筋アンカーを溶接していきます。
(サッシの溶接ピッチは端部から150mm以内それ以降は400mm以内で溶接しましょう)
これでサッシの取り付けが完了します。
今回はアルミサッシについて書きました。私が所属しているなかがみ西病院改修工事現場もアルミサッシが大量にあるので勉強しながら注意していきます。
以上宮里でした。