エンボス仕上げ
皆さんこんにちは建築部の宮里です。今回は左官工事のエンボス仕上げについて調べたので皆さんにも共有したいと思います。
まず、エンボスとは紙や金板に凹凸のある版を押し付け(型押しによって)図形や模様を表現する加工法のことです。建設業でも様々なものにエンボス加工がされています。
今回はそのエンボス仕上げを私が配属されている西原グリーンセンターの駐車場のスロープで使用しました。なぜエンボス仕上げを採用したかというと、駐車場のスロープは車の往来があるため、もし雨などが降った場合に仕上げ面がつるつるだと雨でタイヤが滑る恐れがあります。しかし、エンボス仕上げだと、仕上げ面に凹凸があり雨が降ってもタイヤが滑りにくく防滑の効果があります。
今回、西原グリーンセンター自走式駐車場のスロープに施工したエンボス仕上げは、Oリングを使用したエンボス仕上げを行いましたので流れについて説明します。
コンクリート打設→均し→Oリング施工→金鏝押さえ3回→刷毛引きの順番で行いました。
コンクート打設
Oリング施工
金鏝押さえ・刷毛引き
コンクート打設完了後は、防滑性能もあり、見た目も良くきれいにできました。
現在は、雨が続きRFの打設の延期も続いていますが、梅雨が明けると打設もできると思うので、安全第一で、楽しく、良い物を作っていきます。
以上宮里でした。