コンクリートあれこれ~その2~ 【歴史②】 – 株式会社東恩納組

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2014年12月9日建築部

コンクリートあれこれ~その2~ 【歴史②】

皆様こんにちわ☆
工事部のチカラです。

年末年始といこうともあり、お酒の場が増えてきています。
くれぐれも飲酒運転はなさらぬようご注意くださいませ☆
沖縄県は飲酒運転による事故数20年連続でワースト1、死亡事故数が15年連続ワースト1、検挙数は全国7位(上位は人口の多い首都圏)※人口千人当たりにすると、なんと全国の約3.8倍となっています。

大切な人を守るためにも、「飲んだら乗らない」「運転する人には酒をすすめない」「飲酒運転をしようとしている人を見逃さない」ことを心がけていきましょう。

近くだからさ~、ちょっとだけだからさ~、
「ねぇ~いいじゃないのぉ~」は、「ダメよぉ~、ダメダメっ!!」ですよ☆
楽しい飲みニケーションを大切に☆

さて前置きが長くなりましたが、今回の「コンクリートあれこれ」は前回に引き続き歴史について書きたいと思います。

【コンクリートの歴史②】
古代ローマ帝国も衰えていくにつれて、ローマンコンクリートも次第に世の中から姿を消していきました。
その間なんと約1300年!!(長いですね。。。)
なぜ次世代に利用されなかったかというと、ローマンコンクリートに使用していた火山灰が入手困難だったとか、当時流行っていた建築様式に適さなかっただとか、諸説はいろいろありますが、はっきりとした記録がないため、真相は不明です。

時代は変わり1756年、イギリスの技術者ジョン・スミートン氏はプリムス沖にあるエディストン灯台の再建にたずさわっていました。
この灯台は過酷な自然環境により、壊れては建て直しを繰り返していました。
そこでスミートン氏は石積みの結合材に、粘土質の石灰石を焼却して出来る水硬性石灰(水で固まる石灰)を使おうと考えました。
その水硬性石灰の使用により、従来の石積み工法では得られなかった、強度や耐水性・耐久性のある灯台の建造に成功しました。
この水硬性石灰が、後の「ポルトランドセメント」へ大きく発展していきます。

エディストン灯台
ファイル 536-1.png

その後、1780年代にジェームズ・パーカー氏の発明した「ローマンセメント」、1822年に特許を取得した、ジェームズ・フロスト氏の製造した「ブリティッシュセメント」などなど、水硬性石灰をヒントに様々なセメントが発明されてきましたが、1824年、イギリスのレンガ職人ジョセフ・アスプディン氏によって製造された「ポルトランドセメント」が世界へ流通し、今日まで使用されるセメントとなりました。
この「ポルトランドセメント」の流通と、同時期に発展した鉄鋼業により、鉄筋コンクリートが生まれるきっかけとなっていくのです。

圧縮力(押し潰す力)には強いコンクリート。
引張力(引っ張る力、引き伸ばす力)にはめっぽう弱いコンクリート。
ファイル 536-2.png

はて、この引張力の弱さをほかの材料で補えないものだろうか。。。
そこで考えに考えて使用されたのが、鉄網や棒鋼でした。

1855年、パリで開かれた第1回博覧会でジョセフ・ランボー氏の制作した鉄網入りのコンクリート製ボートが出展されます。
初めて鉄筋コンクリートが大衆の前で披露された瞬間でした。
ファイル 536-3.png
※この頃日本は幕末。桜田門外の変から1年後。

1867年、パリの庭師ジョセフ・モニエ氏は鉄棒を格子状に配置したコンクリート製の植木鉢を第2回博覧会で出展し、同年に「モニエ式配筋法」で特許を取得して、かなりの評判をもらいます。※この頃日本は、徳川慶喜による大政奉還。

その後モニエ氏は鉄筋コンクリート造の円筒水槽、橋、鉄道などへと応用し幅広く特許を取得していきました。

こうしてモニエ氏の考え出した鉄筋コンクリートは、後の技術者たちが、より効果的な鉄筋の配置等を試行錯誤して現代の鉄筋コンクリート構造へと発展することとなっていきました。

現在のコンクリートは「高強度コンクリート」や「超高強度コンクリート」といった圧縮強度が物凄く高いコンクリートが開発されてきています。
この強度の高いコンクリートにより、高層建築物も鉄筋コンクリート構造で建てられる様になってきました。

今回はここまで☆
次回は【コンクリートの強度について】や【普通コンクリートと高強度コンクリートの違い】について記事にしたいと思います。
Comming soon♪
一方「真栄里有料老人ホーム新築工事」では12/1から鉄骨が建ち始めました。
現在はこんな感じです。
鉄骨建方開始(12/1)
ファイル 536-4.jpg

鉄骨建方中(12/8)
ファイル 536-5.jpg
(早いですね・・・)

これからも安全を第一に努めていきます。
以上、現場のチカラでした♪

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