コンクリートの常識を変えるバルチップ! – 株式会社東恩納組

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2023年10月31日建築部

コンクリートの常識を変えるバルチップ!

みなさんこんにちは!建築部の小橋川です!

さわやかな秋晴れの日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

今回はバルチップについて書いていこうと思います!

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まず、バルチップとはコンクリートの耐久性を飛躍的に高める資材であり主に活躍するのは

その中でも土間で活躍します。

建物の土間は主にコンクリートでできています。

一般にコンクリートは下記の写真のように鉄筋が組まれており

この鉄筋は「用心鉄筋」と呼ばれ、コンクリートのひび割れ防止のために使われています。

この鉄筋を組むためには人と時間、材料費がかかってしまい、材料の鉄筋も価格は安価ではありません。

【東建コーポレーション】現場監督ブログ|土間工事! 東建 八幡支店~現場監督ブログ~

そこでバルチップの出番です。

バルチップはコンクリートに混ぜて打設するだけで鉄筋よりもひび割れ防止ができ鉄筋を組む時間、人が必要なくなるため

工期短縮、コストの大幅ダウンができます。

また鉄筋を組んだ時よりもひび割れ防止ができる理由としては上記のイラストを見るとわかるように鉄筋を組んだ場合は鉄筋の周辺ではひび割れは起きづらいのですが表面の鉄筋から離れたところではひび割れが起こってしまいます。

ですがバルチップの場合ですとバルチップがコンクリート全面に広がっていいるためひび割れが起きづらくひび割れが起きても広がりをいち早く抑えてくれます!また、鉄筋とは違い原料が鉄ではないため爆裂が起こる心配もありません!

実際の施工から20年たったひび割れ具合の比較がこちらです。

         鉄筋を入れた場合                          バルチップを入れた場合

施工から20年以上経過した鉄筋コンクリート土間の様子  施工から20年以上経過したバルチップコンクリート土間の様子

この写真は同じ敷地内にある隣り合った二つの建物で片方は鉄筋コンクリート工法、もう片方はバルチップコンクリート工法で施工されているそうです。

このように鉄筋コンクリートよりも安く早くできるバルチップですがデメリット主に2つあります。

1つ目がバルチップの繊維が表面に露出してしまうこと。

コンクリート表面に繊維が露出することがありますがポリプロピレン繊維のため踏んでも人を傷つけたりタイヤをパンクさせることはありません。

繊維露出がどうしてもNGの場合はカッター、バーナーなどで切断、除去する方法があります。

2つ目がアジテータ車の洗浄代がかかってしまうこと。

コンクリートに補強短繊維を混ぜるとJIS外品になり、生コン車に残った繊維は洗う必要があります。

そのため、洗浄費用(洗い賃)が発生します。

価格は地域、組合によって変わりますが、ほとんどの場合、打設日に回した台数×〇〇〇円という形態です。

基本的には、鉄筋・ワイヤーメッシュ代替でコストダウンした中から賄うことが可能です。

 

デメリットもありますがそれでもメリットのほうが大きいバルチップはこれからの土間コンクリートの常識を変えていくと思います!

以上小橋川でした!

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