コンベックスの話
おはようございます 山城です。
今回は現場の話ではなく
現場でよく使っているコンベックスの話をしたいと思います。
現場ではメジャーとか、スケールとも呼ばれています。
スケールを伸ばしてみると、はじめの方に色々なマークが書かれています。
これはJIS認定マークで
0~10mで±1.2mm以内の誤差の精度で作られていることを証明しているマークです。
さらに伸ばすと455mm(1尺5寸)ピッチでマークが打たれています。これは日本でのツーバイフォー工法でよく用いられる寸法です。
木造や内部で主に活用します。
本体のテープは水平保持力をもたせるためアールになっています。
これで2m程度の長さまで伸ばしても、水平に待ち上げ距離を測ることができます。
先端のツメにはツメの厚み分だけ左右に動き0点補正をする機能がついています。
押し当てて測定するとき、外側がゼロ起点になっているのです。
スケールといういつも何気なく使ってる道具でも、作った人のいろいろ考えや、知恵が詰め込まれていてとても感心します。
自分もみんなにそういう感動、感心を与えることのできる建物を建てることができるよういろいろ勉強していきたいと思います。
以上山城でした