シーリング・コーキング工事! – 株式会社東恩納組

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2021年5月20日建築部

シーリング・コーキング工事!

皆さんこんにちは!ライオンズ宇地泊の大城です!

今回はシーリング工事をピックアップしたいと思います!

シーリング工事とは、コンクリートの打ち継ぎ目地や、建具周囲、部材同士の隙間等に不定形シーリング材を充填することを指します。

この不定形シーリング材ですが、防水性、気密性が高く、隙間からの雨水の侵入を防止します。

施工時はマヨネーズのように柔らかいのですが、硬化後はゴムのように固く、弾力性があります。

また、種類もいくつかありますので、特徴も交えながら紹介したいと思います。

■シリコン系

  耐熱性、耐寒性、耐候性、耐久性に優れています。
  しかし、表面に直接塗料が塗れなかったり、シーリング周囲が汚れやすい等のデメリットがあります。

■ポリウレタン系

  耐久性がとても優れており、表面に塗装が可能です。また、柔軟性も優れています。
  しかし、紫外線に弱く、表面に塗装等の対策が必要です。また、硬化後、表面が痩せる現象が起きます。
  当現場ではコンクリートの打ち継ぎ目地や、コンクリートとそのほかの部材の隙間に使用しています。

■変性シリコン系

  耐熱性や耐水性に優れており、表面に塗装が可能で、ゴミやほこり等も付きにくい性質となっています。また、柔軟性が非常に優れています。
  しかし、表面に塗装する成分によっては、塗料を弾く恐れがあります。
  当現場では玄関ドア枠やアルミサッシ周りのコンクリートと金属の隙間に使用されています。

■ポリサルファイド系

  耐久性に優れており、表面にゴミやほこり等が付きにくい性質となっています。
  しかし、柔軟性が悪いので、動きの大きい場所で使用すると切れる恐れがあります。また、表面に塗装した塗料が変色する恐れもあります。
  当現場では外壁タイルの打ち継ぎ目地(意匠)に使用しています。

また、溝が深い場合、バックアップ材と呼ばれる合成樹脂の発泡剤を下地に入れ、シーリング深さを微調整します。

用途や状況に応じてシーリング材の種類を考える必要があるので注意が必要です。

また、きれいに仕上げるための工夫を、職人さんから色々と聞いたりし、書籍では学べないことも学べました。勉強になります。

当現場は内装関係も一通り完成し、外構も徐々に完成してきています。

引渡までもう少し、改めて頑張っていきたいと思います。

今日は以上です!

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