セルボイドスラブ – 株式会社東恩納組

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2016年12月19日建築部

セルボイドスラブ

みなさんこんにちは。
工事部の神谷です。
ここ最近で急激に寒くなってきたので体調を崩さないように気を付けましょう。

さて、今回のブログですがボイドスラブについて紹介しようと思います。
ボイドスラブとは鉄筋コンクリートの建物に採用される工法で、自重を増やさずにスラブを厚くできるという特徴があります。
セルボイドスラブとは通常RC構造のスラブは鉄筋とコンクリートで施工するのに対し、セルボイドスラブは長方形の発砲スチロールを鉄筋に配置してコンクリートを流し込んで固める方法で行います。そのため、従来のコンクリートの量よりも少ないコンクリート量になるので、自重を減らすことができます。

施工の方法はまず初めに鉄筋を組んでいきます。
鉄筋は下端筋・下端ひび割れ防止筋を先に配筋し、次に上端筋を配筋します。
配筋状況↓
ファイル 1045-1.jpg
次にセルボイドを配置して、上端ひび割れ防止筋の配筋をしパラシュートアンカーという金物で上端ひび割れ防止筋が浮き上がらないように押さえます。
セルボイド配置↓
ファイル 1045-2.jpg
ひび割れ防止筋配筋↓
ファイル 1045-3.jpg

コンクリート打設前↓
ファイル 1045-4.jpg
最後にコンクリートを流し込んで完了になります。

以上がセルボイドスラブ施工の流れになります。

農連市場の現場では場所打ちコンクリート杭やセルボイドスラブ工法、PC工法、ALCパネルなどのあまり見ることができないものが多いので、もっと勉強して早く一人前になれるように頑張りたいと思います。

以上。入社2年目の神谷でした。

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