バックホウ
皆さんこんにちは、土木部比嘉です。
今回は、建設機械バックホウについて掲載していきます。
バックホウとは?
バックホウとは、掘削機械の一種で、ショベル(バケット)をオペレータ側向きに取り付けた油圧ショベルのことをいいます。おもに、掘削と積込、荷吊りなどに使われます。さらに、先端のバケットを専用アタッチメントに換えれば、取壊し、穴あけ、草刈りなど色々な作業をおこなうことができる万能機です。
いろいろな呼び名があります。
バックホウ、バックホー、ユンボ、パワーショベル、油圧ショベルなどがありますが、ほぼ意味は同じです。
バックホウの部位名称
部位の名称はいろいろありますが、ブーム、アーム、バケット、クローラ(キャタピラ)、排土板は覚えておきましょう。
バックホウには種類はたくさんあるのでざっくり紹介していきます。
バックホウの種類
バックホウ
機械質量が6tを超え、バケット容量(平積)0.2㎥を超える中大型のバックホウです。一般的にブレードやブームスイング機構はついていません。
小型バックホウ
機械質量が6t以下、バケット容量(平積)0.2㎥以下の小型バックホウで、足回りはゴムクローラでブームスイング機構を有し、ブレード(排土板)を装備したものが多いです。ブームスイング機構とは、ブーム自体を左右に振って狭い所でも作業できる機構です。
ホイール型
ホイール型は足回りがゴムクローラじゃなくてタイヤのやつ。公道もそこそこの速度で走れますが運転免許とナンバープレートが必要です。キャタピラでは走行してはいけません。工事の規制内であればキャタピラ走行可能ですが、舗装を痛めますので極力長い距離は移動しないでください。
バケットを各種アタッチメントに付け替えることができるのがバックホウの大きな特徴です
建設現場で見かけるものをざっくりとご紹介します。
ブレーカー
玉城青少年の現場で岩掘削する際に使用しました。ハンマーとも言います。コンクリート、岩を壊すためのアタッチメントです。
※騒音や振動に気をつけてください。
圧砕機(ニブラ)
鉄筋コンクリート建造物を粉々に粉砕するパワーを持つアタッチメント。解体工事の現場でよくみかけると思います。
バックホウベースの機体に、通称「ニブラ」と呼ばれる圧砕機を装着し、粉々になるまでかみ砕く。そのアゴの力は最大で100tの圧縮力を持ちます。
グラップル
挟むことができるアタッチメントです。幅が広いタイプは巨石用で、普通サイズは丸太を挟んで移動させたり出来ます。
今回紹介した重機、アタッチメントを使用する際必要な資格免許が必要になります。ルールを守って使用するようにしましょう。
今回は、ここまでとします。
以上、土木部比嘉でした。