フェンス工事について
皆さんこんにちは、土木部比嘉です。
先日受注致しました「令和6年度漫湖公園市民庭球場整備工事(土木)」という現場に配属が決まりました。
今回の工事は私が初めての「現場代理人」として配属されましたので気を引き締めて頑張ります。
工事内容としてはテニスコートの周りにある既設のフェンスを撤去し新たにフェンスを設置する工事となっています。
今回のブログはフェンス工事について掲載していきます。
フェンスについてご存じでしょうか?
フェンスとは 柵 のことを言います。
役割としては、敷地を囲う、境界線を区切る、目隠しなどの役割があります。※境界線:隣地と道路の境目のことです。
フェンスと塀の違い
フェンスと塀は同じ役割ですが素材に違いがあります。
フェンスの素材は、アルミ、スチール、鋳物、木材があります。
塀の素材はコンクリートブロック、レンガ、石積などがあります。
個人的にはフェンスのほうがいいと思います。
以前に小学生が地震の揺れで倒れてきたコンクリートブロック塀の下敷きになるという悲惨な事故がありました。
この事故を機に調査などが行われ改善されてきましたが、個人的にはオススメできません。
フェンス工事の流れを紹介していきます。
基礎工事
基礎工事は、フェンスの下の埋まっている部分を指します。
この基礎部分がしっかりしていないと丈夫で安全なフェンスができないので基礎工事はとても重要な工事です。
基礎工事には、4つほどあるので本工事で行う独立基礎ブロック工事を紹介します。
独立基礎ブロック工事
独立基礎ブロックとは、フェンスを設置する際に地面に埋め込んで柱を固定するためのコンクリート製のブロックです。
設置方法は、土を掘り、独立基礎を土中に入れ、埋め戻しを行って設置完了です。
基礎ブロック設置状況です
支柱の設置
支柱の設置とは、フェンスの支柱を基礎と接続する工事のことです。
独立基礎・ブロック基礎・コンクリート基礎であれば、穴に支柱を入れコンクリートで固定します。
カット工事
既存のフェンスや現場に合わせて支柱をカットする過程になります。
フェンスの取り付け
フェンスと支柱を専用の金具で取り付けて完成になります。
完了写真になります。
今回はここまでにします。
工事が始まり次第フェンスの取り付け写真を掲載したいと思います。
始めての現場代理人の仕事で分からない事だらけですが少しずつ覚えていきます。
まだまだ暑いので熱中症には気おつけて過ごしてください。
以上、土木部比嘉でした。