中部徳洲会立体駐車場新築工事
皆さんこんにちは。土木部の東江です。
去年の11月まで配属されていた、那覇市の久茂地甲辰橋橋梁工事ですが、工事も無事完了し引渡しまで全て終えています。河川側の工事で簡単な工事ではなかったのですが、無事故無災害で工事を完了することができました。
現在は中部徳洲会、立体駐車場新築工事の現場に応援で配属されています。
現在、基礎部分のみを掘削し、アンカーフレームの取付及び基礎コンクリートの打設を行い、埋戻し作業を行っている最中です。
埋戻しが始まるまで、話をする上では特に難しそうな施工等ではないように感じますが、一つ一つ苦労があります。まだ建設業に携わって3年目終盤ですが、簡単で楽という工事は一つもありません。
現場を管理できるよう、まだまだ頑張りたいと思います。
今回のブログの内容は、鉄骨造の「柱型」についてです。
私は最初聞いた時、あまり聞きなれない言葉で内容が分からなかったので、これを機に少しお話していきたいと思います。
今回建築する中部徳洲会立体駐車場は、鉄骨が主構造の建物となっています。二層三段と言って、二階建ての屋上も駐車場として使用するので二層三段という事になっています。
そこで柱となる鉄骨柱があります。この鉄骨柱の柱脚をRC柱で補強した部分の事を言います。下の図で見てもらえるとわかりやすいと思います。
この柱型の配筋は基礎内に定着するので、柱型と基礎は一つの塊、「一体化」します。
また、基礎梁がある場合は、基礎梁の鉄筋を基礎及び梁型内に定着します。
完成後の写真になってしまいますが、上の写真で柱の主筋が基礎まで曲がって伸びているのが分かると思います。これを先ほど話した定着と言います。
土木現場と違い、建築現場はあまり配属されることがないですが、1からまた勉強、理解していきたいと思います。
以上、土木部 東江でした。