久茂地(甲辰橋)橋梁整備工事(その5) | 株式会社東恩納組

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2022年3月1日土木部

久茂地(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)

皆さん、こんにちは。土木部に所属している東江です。

今回の記載内容は、現在私が配属されている甲辰橋での工事に「特殊探査」があります。「磁気探査」とは何か違いがあるの?という疑問があると思いますが、その説明を勉強した範囲でお話していきます。

初めに「磁気探査」とは、不発弾の有無、埋没位置の把握を目的として、不発弾等の危険物が主に鉄類でできていることを利用し、磁気の変化を探査計で測定する不発弾等の探査の事を言います。

今回、甲辰橋では磁気探査及び「特殊探査」を実施しています。

特殊探査について通常の磁気探査の説明を交えて説明していきます。

「特殊探査」と通常の「磁気探査」での違いは、探査の際に使用されるセンサーに違いがあります。

通常の「磁気探査」で使用されるセンサーは異常点の位置の把握をすることができます。位置と言っても水平探査であればある程度の位置、鉛直探査であればある程度の深度までしか把握する事ができません。

探査を行い、データを解析しただけでは不発弾かどうなのか見当は尽きません。

ですので、探査を行った後、掘削して確認をし、撤去・回収を行い磁気反応の有無を確認して終了となります。

これが通常の磁気探査になります。

「特殊探査」は、施工の手順としては通常の磁気探査とさほど違いはありません。

先ほども言った通り違いがあるのはセンサーです。特殊探査のセンサーは3軸の方向を区別できるセンサーになっています。名称は「3軸型全方位センサー」といいます。

このセンサーはX、Y、Zの方向それぞれで磁気に反応します。

3軸型全方位センサーは、異常点のある程度の位置を把握するだけでなくX、Y、Zの探査ででる波長を照らし合わせ、異常点の深度と共に方位も特定できるものになっています。

例えば、構造物が探査位置付近にある場合、通常の磁気探査のセンサーでは構造物の鉄筋等に反応してしまい、どこで異常点が出ているのか、そもそも本当に異常点なのかという事になってしまいますが、特殊探査で使用する3軸型全方位センサーでは深度、方位が把握でき、たとえ構造物の鉄筋等に磁気が反応しても、不発弾等の危険物ではなく、付近の構造物に磁気が反応していることが分かるという事です。

以上になります。読んでいただきありがとうございます。

東江でした。