久茂地7号(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)より
みなさん、こんにちは!建築部の当銘です。
8月に入りましたね~
まだまだ夏ですけども、ガンガン鳴っていたセミの声が最近少ない気がするのは私だけでしょうか?
街中にいるから?いや、街中でもセミはいますよ~
たまたま見つけられたのでパシャリ。
クマゼミですね。
子どもの頃はよく見つけられたのに、大人になるとなかなか見つけられない。
・・・視力のせいにしときましょう。
さて、本題へ。
現場では、最近、橋台の打設を終えました。
現在、養生中でございます。
踏掛版(ふみかけばん)が乗る位置に、シルバー鉄筋があります。
矢印が指しているものです。
これは踏掛版と橋台が一体化するためのジョイントのようなものです。
鉄筋といえば、異形鉄筋が一般的かと思います。
こんな感じ↓
シルバー鉄筋は異形鉄筋に亜鉛メッキを施した、サビに強い鉄筋になっております。
シルバー鉄筋、初めて見ました。
←拓南製鐵㈱カタログ引用
拓南製鐵㈱さんのカタログによると、
鉄と亜鉛の頑丈にくっついているため、通常の取り扱いでメッキがはがれることはないとのこと。
また、何らかの理由でメッキに傷が付いたとしても、周囲の亜鉛が溶け出し、鉄の腐食を抑制するとのこと。
これを犠牲防食作用というそうです。
詳しくは拓南製鐵㈱さんのHPを見てみて下さい。
なぜこの場所だけシルバー鉄筋なのかというと、踏掛版の施工まで期間が空いてしまうためです。
その間、野ざらしになるので、サビに強いシルバー鉄筋を使用したということになります。
今回は以上となります。
まだまだ暑い日々が続きますので、みなさんも熱中症には気を付けましょう。