今年度路線価公表 2024年
皆さんこんにちは リタシン不動産 喜久里です
夏本番で、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。7/9の沖縄タイムス紙面によると沖縄県内でも7/1~7までに救急搬送された人数が2,039名で、週ごとの統計では過去最高を更新しているとのこと。その中で熱中症患者も増加しているそうで、新型コロナの流行も併せて救急医療のひっ迫が心配されています。手洗いうがいの徹底のほか、こまめな水分・塩分補給も心掛け、猛暑を乗り切っていきましょう。
さて今回のブログでは、7/1に公表された、最新の路線価について書いていきたいと思います。
路線価とは、国税庁が毎年7月から8月にかけて公表する、道路に面した標準的な宅地1㎡あたりの土地の評価額です。
相続税や贈与税の課税額を決めるための指標として用いられ、地価公示価格や売買の実例、不動産鑑定士による評価などを参考に定められており、土地の面積に、その土地の接する道路の路線価をかけることで土地の相続税の課税額を割り出すことができます。(※厳密に言うと、相続税などの課税額の基となる相続税路線価と、固定資産税等の基となる固定資産税路線価がありますが、単に「路線価」という場合、相続税路線価を示すことが多く、今回のブログも相続税路線価を「路線価」と表現させていただきます)
1月1日を評価時点として3,263地点が調査され、県内標準宅地の対前年変動率の平均は前年比2.0ポイント上昇し、5.6%増となっています。10年連続の上昇で、都道府県別では、福岡の5.8%増に次いで2位となっています。全国平均は2.3%増でした。評価時点の1月1日において、新型コロナが5類移行したことにより、経済が回復傾向にあり、住宅地・商業地ともに土地の購入意欲が高まったことが要因とされています。
1㎡あたりの県内最高路線価は23年連続、「那覇市久茂地3丁目、国際通り」(みずほ銀行那覇支店前)で、150万円。2年連続の増加で前年度の145万円から3.4%(5万円)増となっています。
(那覇市久茂地 国際通り みずほ銀行那覇支店前)
県内6税務署管内の最高路線価もすべて上昇し、それぞれの最高路線価と変動率は以下のようになっています。
(2024/7/2 沖縄タイムス紙面より引用)
伸び率が最も高かったのは宮古島税務署管轄内、宮古島市平良西里の「西里大通り」で1㎡あたり13万5,000円で前年比12.5%増でした。県不動産鑑定士協会の高平光一氏によると、住宅地は移住用に県外出身者の購入が増えたことと、観光の回復によるホテル用地の購入・建築が増加していることが地価を押し上げている要因とのことです。
その他、県内のモノレール沿線各駅前の路線価については、最高額が県庁前駅で1㎡あたり114万(3.6%増)、その他の駅前でも、区画整理中で対象外になるてだこ浦西駅と経塚駅以外の地点ですべて上昇し、平均して5.6%増でした。
さらに詳しくご覧になりたい方は、国税庁ホームページ→https://www.rosenka.nta.go.jp/main_r06/okinawa/okinawa/prices/city_frm.htmをご覧ください。
公示価格に続き、路線価も上昇傾向にある沖縄の土地事情ですが、土地の価格が上昇するということは土地に関わる税金も上がるということでもあり、また、近々の物価高に賃金上昇が追い付いていないという世の中の現状を鑑みると、一概に土地の公示価格や路線価が上がる=高く売れるということに直結するとは限らないため、土地をお持ちの地主様や私たちのような不動産業者は市場の動向なども注視する必要がありそうです。
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