仕上塗材工事について
皆さんこんにちは!建築部の新垣(元)です。
今回のブログは仕上塗材工事についてお伝えしていきたいと思います。
まず始めに仕上塗材工事とは、建築物の外壁や内壁に仕上げとして塗材を塗布する工事の事を指します。
この工事は美観を整えるだけでなく、建物を保護し耐久性や機能性を向上させる役割も果たします。
そもそもこの仕上塗材とは、建物の内・外壁及び天井の表面に、美装又は下地の保護を目的に吹付け、ローラー塗り、こて塗りで凹凸模様やゆず肌模様などに仕上げられる材料となっています。
工事の流れは下記のようになっています。
1.下地処理
壁面の洗浄、ひび割れ補修などを行い、塗材がしっかり密着するように整えます。
2.下塗り
下地と仕上げ塗材の密着性を高めるためのプライマーを塗布します。
3.基層吹き
下地の凹凸を整え、塗材の密着性や強度を高める役割があります。
基層は、模様を形成するためのベースとなる層で、壁面に均一な厚みを持たせるために行われます。
4.模様吹き
壁面にデザイン性を持たせるための模様やテクスチャーを形成する工程です。
模様吹きの仕上がりによって、建物の印象が大きく変わります。
5.中塗り・仕上げ塗り
希望するデザインや性能を実現するために、中塗りと仕上げ塗りを行います。
6.乾燥・仕上がり確認
塗装が乾燥した後、ムラや不具合がないか確認します。仕上塗材工事は、見た目だけでなく建物の寿命や快適性にも大きく影響するため、適切な塗材選びと施工が重要になる工事となっています。
最後に、現在私が配属されている現場でも外壁の仕上塗材工事を行っている最中なので、基層吹き、模様吹きの工事写真を載せて終わりたいと思います。
今回はここまで、以上新垣でした。