令和3年度久茂地(甲辰橋)橋梁整備工事(その5) – 株式会社東恩納組

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2022年7月22日建築部

令和3年度久茂地(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)

皆様こんにちは。土木部の東江です。

今回の記載は私達の現場で施工している石積みについてお話ししたいと思います。

現在私たちの現場では護岸工の石積みの作業を行っています。石積みとは名の通り石を積んで行く作業の事を言います。
ちなみに「石積み」と「石張り」という呼び方があります。
石を利用した工法のうち、勾配が1割未満のものは「石積み」と呼び、勾配が1割以上の緩い勾配のものを「石張り」と呼んでいます。

通常のコンクリート擁壁とは違い、コンクリ―ト等が外見では見えず石を強調した擁壁に似た構造物になっております。
甲辰橋の現場では下の様に石積み、正確に言うと練石積みを採用し施工しております。

この練石積みをする施工前は橋台のコンクリートが丸出しの状態でしたが、それを取壊し、現在のこのような状態まで施工しました。

下の部分は少し黒くなっているように見えますが、これも新設した石積みです。満潮の際に川の水位が上がり日に当たることで藻が発生しこのような状態になっていますが、石自体が劣化しているわけでは無いので問題はありません。

私たちが施工している練石積みとは、表面に石が見えていると思いますが、石の後ろにコンクリートが見えると思います。
これは裏込め、胴込めコンクリートと言い、石の裏にコンクリートを流し込み、固定していく工法の事を言います。
それだけではなく、石の表面からコンクリートが見えないように小さい石をはめ込み見た目も考慮しながら慎重に1段ずつ積んで行く、とても大変な作業です。

この練石積みの他にも、空石積みという工法もあります。

この工法は練石積みとは違い、コンクリートやモルタル等を流し込まず、栗石や砂利などをかまし固定していく工法の事を言います。
ですがこれはコンクリートを流し込む場合の石積みとは違い、安定性が小さくなってしまうのであまり高くは積み上げれません。

他にも積み方として「布積」、「谷積」、「乱積」等、色々な石積みの工法がありますが一つ一つ説明していくと終わりませんので今回はこのあたりにしておきます。
また次の機会に記載していきたいと思います。
以上、土木部の東江でした。(アガリエ)

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