令和3年度久茂地(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)
お疲れ様です。土木部の東江です。
私は今久茂地川にかかる橋の橋台の工事をしています。橋台は橋の土台となる部分で大事な部分となりますが
現在私たちが施工している工事は、河川側に見えてくる護岸の工事を行っています。
最初はこんな感じでした。
橋台が見えている状態なんですが、今回は表面を河川ではよく見るこんな形にしていきます。
こんな形にするには、川の中で工事をするしかありません。かと言ってダイバーを呼んで工事をするわけにはいかないので、どうするかというと
こんな感じで囲います。
ちょっと見えにくいですが、鋼矢板という鉄板で締め切ります。
そして、見えると思いますが、排水ポンプで水を排水しながら鋼矢板で封鎖された中で工事を進めていきます。
今、この写真は潮位が随分と下がった写真です。その時はほぼ水の方は入ってきませんが、満潮になるとポンプで排水できなくなるほどの水が入ってきてしまいます。この水をどうするか、また逃がすにしてもどういう風に逃がすかを考えなければなりません。
逃がす作業がうまくいかなければ、事故などが起こってしまう可能性も少なくなく、工程等も伸びてしまいます。この辺も踏まえながら、水との勝負で、工事を進めていきます。
橋が架かるまでにまだ時間はかかりますが、しっかり安全第一で作業を進めていきますのでよろしくお願いします。
また、分からないことばかりなのでしっかり現場を知りながら頑張っていきたいと思います。