土留工事
みなさんこんにちは。
工事部の神谷です。
私が配属されている農連市場の現場では1階の柱と壁の配筋が終わり、今は1階、壁、柱、トレンチ階スラブの型枠を組み立てております。
これから高所作業が増えてきますので「安全一番作業は二番」で頑張っていきたいと思います。
さて今回のブログですが土留工事を紹介したいと思います。
まず、土留工事とはなにかというと地面を掘削したときに周囲の土が崩れて工事をしている場所に流れ込まないように周りの土を固める工事のことです。
土留工事といっても何種類か工法あるのですが今回は農連市場の現場で僕が体験した親杭、横矢板工法という工法を紹介します。
親杭・横矢板工法とは地中にH鋼を打ち込んでその打ち込んだH鋼の間に横矢板を入れる工法です。
H鋼を打ち込む方法としてアースオーガーで掘削してH鋼を建て込む方法とバイブロハンマーで打ち込む方法で施工しました。
初めにアースオーガーでの施工方法を説明します。
アースオーガーとはモーターでスクリューを回転させて地面にねじ込んで穴を掘っていく機械のことです。小型のもの、大型のもの色々ありますが農連市場の工事では大型クレーンで吊り下げて使用するタイプのもので施工しました。
施工手順としましてまず初めに杭芯を確認してリーダーをセットします。
しっかりと垂直になっていることを確認してアースオーガーで掘削していきます。
アースオーガー掘削状況↓
掘削が終わるとH鋼をクレーンで吊って、掘った穴に入れていきます。
H鋼建込状況↓
最後にH鋼を建て込んだ後の隙間に砂を入れて根固めをします。
砂埋戻し状況↓
以上がアースオーガーを使用しての施工方法となります。
今回はここまで!
続きは次回紹介しようと思います。