塗料とは
みなさんこんにちは、営業部の宇江城です。
「塗料」がどのような場所でどのように使用されているかを説明したいと思います。
塗料は、建物はもちろんの事、車・新幹線・船などの乗り物やプラント・タンクなどの工業設備、さまざまな物に塗装が行われています。
なぜ、さまざまな物に塗料が使用されているかというと、塗料には「塗られるものを守る(保護)」「塗られるものを彩る(美観付与)」「塗られるものへの特別な機能の付与」を行うことが出来るからです。
「塗られるものを守る(保護)」
塗料には周りの環境から塗られるものを守る機能があります。もしも塗料を塗らなければ、紫外線や酸性雨、車の排気ガスなどによって建物などもすぐに劣化してしまいます。塗料をきちんと塗ることで塗膜が塗られるものを守り長持ちさせます。
「塗られるものを彩る(美観付与)」
塗料は塗られるものを美しく見せる機能を持っています。塗料がつくり出す色彩や模様、光沢などが、外観をきれいに整えます。その結果、塗装対象物のイメージが向上したり、塗装対象物と周辺環境とマッチしたりします。
「塗られるものへの特別な機能の付与」
塗料の中には「遮熱性」や「耐火性」など「特別な機能」を与えるものがあります。塗料の特別な機能には、防汚性、防水性、防音性、防カビ性など、さまざまな種類があります。
塗料は建物などを保護するために塗布しますが、一度塗ればよいわけでなく塗膜も劣化していきます。
塗膜が劣化する要因としまして、主に「紫外線」「熱(太陽光の赤外線)」「水」の3つの要因によって劣化します。
建物の外壁ですと10年~15年に一度は塗り替えを行うことが望ましいと言われています。
塗膜が劣化してくると、白亜化(チョーキング)や亀裂(クラック)、塗膜のはがれなど様々な現象が発生します。
亀裂やはがれをそのままにしておくと、建物の美観が損なわれるだけでなく、建物の素地へ水が浸入したり素地を保護する機能が失われ、建物自体の劣化につながります。
弊社では、マンションや施設の大規模修繕工事を多数行なっており、時期や費用面などの相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
建物の資産価値の低下を防ぎ快適な生活環境を維持させるために、これまでの経験と実績をもとにアドバイスさせて頂きます。