壁面緑化について
皆さんこんにちは!建築部の新垣(元)です。
今回のブログは壁面緑化についてお伝えしていきたいと思います。
まず始めに壁面緑化とは、建物の壁面に植物を育てて緑化を行う事を指します。
用途として、都市部でのヒートアイランド現象の緩和や、空気の浄化、断熱効果、景観の向上などの効果があると言われています。
この技術は、屋内外の建物に適用されることがあり、都市の風景を改善するだけでなく環境へのさまざまな利益を提供していることから、環境的、社会的、経済的な効果があるそうです。
続いて壁面緑化の種類です。
一般的に多く採用されているのが、壁際で植物が成長し、壁をつたって大きく覆う「登はん型」です。その際、壁にはネットやワイヤーなどを設置しておく必要があるものの、植物の管理を行うだけで壁面緑化が完成します。
そのほか、壁の上部にシダ類の植物をプランターなどで設置し、植物を上から下に垂らしていく下垂型というのもあり、雰囲気が高まり、パネル型に育った植物をはめ込むユニット型など、壁面緑化はニーズに合わせた豊富な種類があります。
最後に壁面緑化を行う上で重要なポイントを紹介します。
壁面緑化は植物ですので手入れが必須です。壁面緑化の管理・メンテナンスを怠ってしまった場合には、景観にも問題が生じてしまいます。
また、虫の発生などは人体の影響のない薬品で寄せ付けないように工夫したりします。壁面緑化を行っても美しく保てなければメリットも半減してしまいます。
他にも、壁面に対して相応の緑化工法を選択するのも重要になってくるそうで、建物に合わない工法で施工してしまうと、安全性にかけてしまう恐れがあるため、壁面緑化を施す際には施工業者と話し合い、現場を管理する側として通行人の安全を守ることも大切なポイントとなっていきます。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
以上新垣でした!