大名市営住宅外構工事より – 株式会社東恩納組

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2024年9月10日建築部

大名市営住宅外構工事より

 

みなさん、こんにちは!土木部 當銘です。

9月に入り日の出の時間が少し遅くなってきましたね。

気温は相変わらず暑いので、引き続き熱中症に気を付けたいところです。

 

現場の側溝で寝ているカエルを発見しました。

近づいても逃げなかったので、寝ていると思われます。

 

 

さて、当現場外構工事の進捗ですが、終盤に入りました。

植栽工、舗装工が終わり、残すところあと階段工のみ(黄色枠内)。

最後に舗装工を行うことが一般的かと思いますが、使用機械や材料搬入の通路を考えると難しかったため、このような工程となっております。

 

階段工を行うにあたり、階段の部位を勉強しました。

似たような名称が多く、言い間違いもありますが、忘れないようにしたいと思います。

当現場のコンクリート階段の図面を簡素化した図です↑

(1~3段目はブログ用に書き換えています)

 

・踏み面(ふみづら)

足を乗せる部分です。踏み板の上の面をいい、奥行きを指す場合もあります。

建築基準法で寸法が決まっており、住宅の場合は15cm以上、学校等は26cm以上と、使用する場所によって基準が異なります。

 

・蹴上げ(けあげ)

階段1段分の高さのことです。

蹴上が高いと急な階段となり、つまずくリスクが高くなります。

住宅の場合は23cm以下、小学校は16cm以下、中学校・高校は18cm以下と、こちらも使用する場所によって基準が異なります。

 

・段鼻(だんばな)

未だに聞きなれない言葉です。

漢字で覚えないと“バンダナ“と言ってしまいそうです。

段鼻は滑り止めがあるところですね。

4~7段目では踏み面の先端となり、1~3段目では踏み板の先端になります。

 

拡大図です↑

 

・踏み板(ふみいた)

足を乗せる部分の部材です。

4~7段目は踏み板がないというよりは、コンクリートそのものが踏み板=踏み面になっています。

 

・蹴込み(けこみ)

蹴込みがあるということは、踏み板が蹴込み板より少し出っ張ります。

その出っ張りの寸法を蹴込みと言います。

この出っ張りが大きいと、つま先が引っ掛かりやすくなります。

(4~7段目は蹴込みがないということになります)

 

・蹴込み板(けこみいた)

踏み板と踏み板を縦に繋ぐ部材のことです。

 

・踊り場(踊り場)

階段が長いときや方向を変えるときに設ける、通常より広い踏み板のことです。

方向転換のためのスペースとしてだけでなく、一息つける空間としての役割もあります。

 

 

今回は以上となります。

またの更新まで。

 

 

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