安全なブロック塀作り
皆さんこんにちは、営業部の宇江城です。
今回は安全なブロック塀作りについて掲載します。
過去には震災などでブロック塀が倒壊し歩行者が下敷きになった事故なども発生していますので安全なブロック塀について投稿致します。
まず初めに、一般的にブロック塀と呼ばれていますが正式名称は「補強コンクリート造のブロック塀」と言います。
住宅などの周りに建てられており、プライバシーの確保や外部からの侵入防止などの役割を担っております。
ブロック塀を作る際にいくつかのポイントがありますのでご紹介いたします。
※全国建築コンクリートブロック工業会より引用
1.鉄筋コンクリート造の基礎を設ける。
2.基礎は地中深く根入れをする。
3.縦および横方向の鉄筋は、間隔80cm以下(ブロック2個ごと)で配筋し、頂部には横筋を配置する。
4.ブロックは、JIS品と同等以上の品質で正しい厚さのものを使う。
5.控壁は3.4mごとに設ける。
上記のようにしっかりとした基準でブロック塀を作らなければ倒壊の恐れがあり大変危険です。
現在建っているブロック塀も上記のような症状を確認したら倒壊のリスクが高いので修繕や建替が必要となります。
危険なブロック塀を放置すると、地震時に倒壊してしまった場合、人に危害を加えてしまうことがあります。
また、避難や救助の妨げになり周辺の方々に迷惑をかけてしまいます。
ブロック塀の安全を確保することは所有者の責務ですのでブロック塀を点検し危険と思われる際にはお気軽にご相談ください。