擁壁の種類について
皆さんこんにちは営業部の宇江城です。
日中は日差しも強く夏がやってきたって感じですが熱中症などには十分注意してください。
今回は「擁壁」について掲載したいと思います。
まず初めに擁壁とは、土圧を受け止めて宅地の安全を担保する鉄筋コンクリートや石造などをいい、建築基準法施行令第142条において、鉄筋コンクリート造、石造等などの構造が明記されています。
敷地境界などで良く使用されるコンクリートブロック塀(大臣認定品を除く)は擁壁とは違い土圧をかけることは建築基準法違反となります。
擁壁にも様々な種類があるため一部抜粋し紹介します。
重力式擁壁
逆T型擁壁
L型擁壁
逆L型擁壁
上記のように様々な種類がありますがどの擁壁もそれ自体で自立しており土の圧力に抵抗し擁壁自体が動かない構造になっております。
擁壁の高さが高くなり沢山の土の抵抗を受けるほど壁厚や底版の厚みが大きくなっていきます。
擁壁の施工方法にも現場で施工を行う「現場打ち擁壁」や工場で製作し現場に運び込み設置する「プレキャスト擁壁」などがあります。
敷地を有効に活用するために擁壁が必要になることがありますが、擁壁も高さが2mを超える場合は確認申請が必要となりますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。
東恩納組では建築物だけではなく土木に関する工事もお手伝いできますのでお困りの際は何でもご相談ください。