新たなる成長のために・・・4
新たなる成長のために・・・4
こんにちは。
工事部の具志です。
1月18日は『118番の日』です。
同じ緊急用通報番号の『110番』や『119番』に比べて低い18番(海上保安庁)』の知名度を高めようと、制定したそうです。
今回は、私の担当している『豊見城市新庁舎建築工事(庁舎棟)』のコンクリート工事の品質管理における生コンクリートの「試験練り」についてお話します。
まず、「試験練り」とは工場でコンクリート配合計画書【料理でいうレシピのようなもの】に基づいて適量を練り混ぜ合わせます。
ファイル 1064-1.png
※各資材測量採取
練り混ぜた資材で各種試験を行います。【だいぶ違うと思いますが、料理でいう味見のようなものでしょうか】
※スランプ試験(スランプコーン【ケーキの型のようなもの?】)
※スランプ試験(検尺)(生コンクリートの流動・抵抗性)を測ります。
※空気量試験(エアメーター【圧力鍋?】)(生コンクリートの空気量)を測ります。
※供試体作成(供試体成形型枠【これこそケーキの型】)(生コンクリートの圧縮強度試験に使用する試験片)取ります。
その他に、塩化物含有量試験・コンクリート温度・外気温等々の確認事項が有ります。
試験練りの工程はこれで終わりではありません。
決められた期間コンクリート供試体の養生【熟成・・・】を行い、それを圧縮試験機にかけ強度の確認をし合格であればやっと、建設現場に搬送出来るのです。
先程から料理に例えてきましたが、「試験練り」とは何度、同じものを作っても変わらない品質を維持出来ているのかを確認する為に行い【試食のようなもの】ではないかと思います。
今回はここまで。