日本の家の歴史
みなさんこんにちは、建築部の宮里です。今回は日本の家の歴史について調べたので皆さんにも報告していきたいと思います。
縄文時代~弥生時代に作られるようになった「たて穴式住居」です。特徴としては、地面に穴を掘りそこに柱を建てて草などで回りをおおい作られています。地面を掘り下げているため夏は涼しく、冬は暖かく生活できたようです。
弥生時代に作られるようになった「高床住居」です。特徴としては、地面からかなり高いところに床を作り高温多湿な気候でも作物などが腐らないよう倉庫としても用いられます。集落の首長や王など身分が高いものの住居とされていたそうです。
次に「寝殿造り」です。特徴としては、平安時代に作られた建物で母屋の周りに庇を設け、濡れ縁を巡らせた建物で内部は土間式ではなく、板の間で柱だけのため屏風(びょうぶ)や布で部屋の仕切りを行っていた。
つぎに「書院造り」です。特徴としては、室町時代に作られた建物で複数の部屋に区切るため、ふすま、障子、雨戸などの建具が使用されています。
次に「町家」という建てものです。特徴としては、江戸時代に作られた建物で、通りに面して比較的均等に立ち並んでいます。密集しているため1度火事が起こると延焼する可能性がとても高いです。
次に「和洋併設住宅」です。特徴としては、明治時代に作られた建物です。このころから建物にヨーロッパやアメリカの建築様式や技術が導入され始めてきました。官僚や財閥の邸宅に取り入られていました。
次に「木造住宅」です。特徴として、明治時代から昭和時代に作られた建物です。洋式の文化は取り入れられましたが一般には縁側のある家が多く夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
次に「近代化住宅」です。特徴として、昭和時代の戦後に作られてきた建物です。鉄筋コンクリート造や鉄骨造などもあり地震や台風など災害に強く安心して暮らせる住まいへと進化してきました。
次に「省エネ住宅」です。特徴としては、平成に作られてきた建物で、断熱性や気密性に優れています。また、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入されています。
次に「IoT住宅」です。特徴として、令和以降に作られてきている住宅で、AIとつながりスマホで家の鍵やクーラーなどを操作できるようになりました。
今回は日本の家の歴史について皆さんに共有しました。これからの時代どんな建物ができるか楽しみですね。以上宮里でした。