毎日急行物流倉庫新築工事より | 株式会社東恩納組

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2020年12月16日建築部

毎日急行物流倉庫新築工事より

皆さん、こんにちは。建築部の(あがりえ)です。

現在、私は土木の造成工事の現場に配属されています。土木は主に、土を触る作業から始りますが、そこで現場でよく耳にする「クチャ」という言葉について記載していきたいと思います。

まず最初に「クチャ」とは沖縄や宮古島の方言で標準語に訳すと「島尻層泥岩」と言われています。

建物や基礎は「クチャ」まで到達し、そこで構築しなければなりません。

そもそもクチャとは何なのか簡単に説明しますと、沖縄でしか取れない泥岩で、建物、基礎などを支持する事のできる層です。いわゆる支持層というものです。

なぜ支持層に建物などを置かないといけないのか。それは簡単なことです。
支持層以外の層は比較的軟弱で、そこに建物や基礎をおいてしまうと、その重さで地面が沈下してしまいます。そうなってしまうと建物や基礎は傾いてしまい垂直に躯体を構築することができません。
ですので、支持層「クチャ」まで到達した後、基礎工事などが始まっていきます。

「クチャ」は硬く強いんですがそれだけではなく、美容にも効果があると言われています。琉球王朝時代から、沖縄の女性たちはクチャを乾燥させて髪洗い粉として使用したり、そのまま顔に塗って泥パックとして使用していたそうです。

ですがメリットだけでなくデメリットもあります。
大量に水を含むと軟化する性質があり、吸水と乾燥を繰り返してしまうと崩壊してしまいます。
均一な地層としては高い強度を持ちますが、断層によって滑りやすい性質があり、豪雨によってしばしば地すべりを引き起こす事があります。沖縄南部に広がる小さな丘と広い谷を特徴とする地形は、「クチャ」の地すべりが繰り返されることによって成型されたものになります。

このように「クチャ」には色々な性質があるという事を勉強できてそれを皆さんにも少しだけでも知ってほしくて記載いたしました。

以上建築部の東江(あがりえ)でした。