玉城青年の家改築工事
皆さんこんにちは、建築部の比嘉です 私は現在南城市玉城青年の家土木の現場に配属されています。
現在玉城青年の家の現場では、階段の施工を行っている状況です。7/26に地覆の打設を行い蹴上げの枠の作成中です。
今回は、側溝について掲載していきます。
皆さんは側溝をご存じでしょうか?
側溝とは、道路面へ降った雨水を排除するために道路の両側に設けた物を側溝といいます。断面はL形を標準とし、歩車道の区別のない所ではU形のものも用いられます。
側溝にも様々な種類があるので一部紹介します。
PU側溝(道路用側溝)
こちらの側溝は、一般的で町中で見ることができます。皆さんも一度は見たことがあるとおもいます。
JIS規格で定められている寸法が存在するので、全て同じ品質規格で製造されています。
車道用と、歩道用の二種類があります。
車道用においては、自動車が側溝の蓋の上を走行するので蓋のガタツキや破損することがあります。
L型街渠
歩道と車道が別になっているような市外地域の道路で広く採用されている側溝です。表面に集水用の穴は無く、ところどころに集水用のグレーチングを使う事で排水を行っております。
管渠型側溝(スリット側溝)
これまでの一般的な側溝は蓋と側溝本体が別体になっていましたが、蓋と側溝本体を一体化させ、蓋が壊れる、ガタつくという概念を無くしたのが管渠型側溝です。
管渠型側溝の中には、側溝上部に「スリット」と呼ばれる集水口がついており、グレーチングを使用しなくても連続した高い集水力を誇るスリット側溝もあります。
今回は、3つの側溝を紹介しました。
それぞれが異なる特色を持ち、その現場の状態を考慮して適切な側溝選択するようにしましょう。
今回はこれまでとします。
明日、明後日は台風がまた戻ってくるので再度台風対策や食料調達などをして台風に備えましょう。
以上 建築部の比嘉でした。