瓦屋根とは? – 株式会社東恩納組

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2022年7月12日建築部

瓦屋根とは?

こんにちは!建築物の知念です!
今回は自分がブログの方をのせます!
よろしくお願いします。

今回は、瓦屋根についてご紹介させていただきます!

瓦屋根は、耐久性や防音性に優れ、瓦表面が塗装されていないため、塗り替えによる改修工事が不要な屋根材です。一般住宅に使用される瓦の主な種類は、緩やかな曲線を描く和瓦(J形瓦)、フラットな平板瓦(F形瓦)、大きく山谷の曲線を描くS形瓦があります。

歴史
瓦屋根というと日本の文化と感じられますが、588年ころに朝鮮半島から瓦職人が渡り伝えたという話があります。仏教の普及でお寺も増え瓦が使用され始めましたが、その時はまだ瓦は一般住宅には使用されていなかったみたいで、安土桃山時代から江戸自体にわたって今の丸瓦と平瓦がセットになった【桟瓦】が発明されたことで一般住宅にも普及されたようです。しかしそのころは火事でも隣家ごと壊すような対応しかできず、現代の「一生で一度の買い物」というよりは「壊れたら建て直せば良い」といった感覚が家にあったようです。これと同様に地震や台風といった際にも重たい瓦を落下させることで家全体を守る考えがあったことから、土葺きが主流でした。

次に瓦屋根のメリット、デメリットを紹介します!

瓦屋根のメリット
耐久性が高い
瓦屋根は、瓦自体の耐久性が高いため、メンテナンスがほぼ不要な点が大きなメリット!

部分的な葺き替えが可能

万が一瓦が一枚割れても、そこだけ取り換えればいいので、手間が少なく済み、コスト的にもメリットが高い!

断熱性が高い
瓦屋根には空気層が高いため、ガルバリウム鋼板などの他の屋根と比べて断熱性が高いというメリットがあります。

遮音性が高い
空気層が多いという特徴は、遮音性の高さにもつながります。ほかの屋根に比べて、雨音などが響きにくい点はメリットです。

瓦屋根のデメリット
重いため耐震性に劣る

屋根が重いと柱や梁などに負担がかかり、地震の時に損傷しやすいことから、瓦屋根は、一般的にガルバリウム鋼鈑の屋根などに比べると重いため、耐震性に劣るといわれています。ただし、屋根を支える構造を頑丈なものにすれば、耐震性を高めることができます。

昔は屋根に泥を塗り、その上に瓦を葺いていましたが、今はビスで瓦を止めているため、屋根全体の重量は随分軽くなっています。その上、瓦自体も軽くなっており、昔のイメージで重いというのは間違い!
地震や台風で飛んだり、落ちてきたりする
地震や台風で瓦が飛んだり落ちたりしているニュース映像を見かけることがありますが、それらはほとんど20年以上前に施工された瓦屋根だと思われます。最近は防災瓦が標準になっており、瓦同士の連結が強化されているため、落ちたり飛んだりしにくい構造になっています

瓦屋根のメンテナンス
耐久性が高いことが特徴の瓦屋根ですが、定期点検と瓦屋根を支える下地のメンテナンスは必要です。

メンテナンス方法
瓦自体は耐久性が高いので、割れたりしていなければそのまま使えます。ただし、瓦を下地に止める部分が劣化している場合があるので、定期的に点検をして、劣化していれば下地を補修する必要があります。

その場合、下地が劣化している箇所の瓦だけを取り除き、下地を補修した後、また戻すという方法でメンテナンスします。

メンテナンスの周期
点検は、10年に一度くらいの周期で行うのがおすすめです。最初の10年は特に直すところがないこともありますが、20年、30年経てば、外からは見えない下地の部分が劣化していることがあるためです。

ちなみに自分が配属されている粟国村新庁舎新築工事でもS形瓦を使っています。

施工手順として、
①軒の長さを測り瓦割り付けをして墨出し
②桟木取り付け
③S型軒先瓦取り付け
④S型平瓦取り付け
⑤漆喰下地塗り
⑥漆喰化粧塗り
という流れで施工して行きました!

工事の方も少しづつ進んでいき完成に近づいてきています!引き続き安全第一で熱中症、コロナにも気を付けて作業に取り組んでいきたいと思います!

以上知念でした!

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