自動追尾型トータルステーションについて
皆様こんにちは、土木部の玉城です。
今回の記事は「自動追尾型トータルステーション」についてご紹介させて頂きます。
そもそもトータルステーションとは、測量するための器械のことを指します。水平角と鉛直角を計測する経緯儀という器械に測距儀の機能が内蔵された測量器械です。
自動追尾型トータルステーションとは、通常のトータルステーションは二人一組で測量・現場の位置出し等をしますが、自動追尾型トータルステーションはすべての作業を一人で完結してしまう優れものです。測量用のプリズム(ミラー)をセンサーで捉えて自動的に正確な角度と距離を計測することができます。私がプリズムを持って移動すると自動で追いかけて距離・角度・高低差・座標を自動で計算できます。
建設業では人で不足が深刻化しており、DX化が発展してきていますが今回使用している器械もその一つとなり、とても重宝しています。
使用機器は「トプコンソキアポジショニングジャパンのトータルステーション iX-1005」となります。
使用に先立ち講習を受講し、翌日から私の担当する「玉城青少年の家現場」で使用しております。
自動追尾性能が本測量機器の最大の利点で、器械がプリズムを追尾する機能のことで、作業効率や作業スピードに直結するとても重要なポイントです。追尾性能が悪いとプリズムを頻繁に見失ったり、器械のスピードに合わせて測量したりと余計なロスが生じてしまいます。
これからどんどん測量技術を向上させていきたいと思います。
本日のブログは以上となります。
最後までご清覧頂きありがとうございました。