重機の遠隔システムについて(建設DX展)
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
土木部の玉城です。
令和5年となり、今年は卯年(うさぎ年)で十二支の中で4番目に数えられます。
12月5日~7日に東京都のビックサイトで開催されたジャパンビルド「建築の先端技術展」へ参加してきました。
日本最大級の展示会で450社が出展されており、新製品や新技術の導入を検討してきました。
今回のブログは、その中で特に興味を持ったKOBELCO社のK-DIVE「重機の遠隔操作システム」をご紹介させて頂きます。
重機の遠隔操作システムと操縦履歴・遠隔重機データを活用することで、人・重機・現場を常時つなぎ、建設現場のDXを可能にします。
(DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、直訳すると「デジタル変革」を指します。)
インターネットが接続できる環境下で使用可能となり、例えば沖縄にいながら北海道の現場で重機を遠隔操縦し、空き時間を利用しボタンひとつで福岡の現場で遠隔操縦を行うなど、場所を問わないため移動時間や交通費、人件費を削減することができます。
バックホウは通常、重機本体の操縦席に着席し操縦を行うのですがDX化により遠隔操作が可能となっています。
実際のバックホウの操縦時の写真になります。
“働く人”を起点とした3つの価値で、現場の課題を解決します。
①危険を伴う労働環境
危険な現場を離れ、オフィスから安全に重機の遠隔操作を可能にします。
②熟練者の経験と判断による作業・施工管理
人と重機稼働状況をデータで見える化。無駄を省き、現場生産性を向上させます。
③人で不足の深刻化
場所や時間を問わず働ける環境を作り、就業者の据野を拡げます。
私は建設現場で遠隔操作の重機を目にしたことはないため、今後沖縄で普及していくのが楽しみです。
以上が「重機の遠隔操作システム」の記事となります。
今回は「建築の先端技術展」へ参加し、沖縄ではBIMを初め、工事現場でのDX化がかなり遅れていると感じたと同時に、スーパーゼネコンなど本土の施工レベルに後れを取らないように日々の業務だけではなく新技術を習得していきたいと思います。
そのほかにもたくさんの新技術がありましたので次回のブログでご紹介させて頂きます。
最後までご清覧頂きありがとうございました。