鉄筋を継ぐ!ガス圧接継ぎ手!
皆さんこんにちは、建築部の長嶺です
本題に入る前にまずは現場の進捗をご報告します!
現在私が配属されています、(仮称)グレイスハイム上間新築工事の現場では、6階躯体の打設を完了しまして、7階躯体の打設に向けて工事を進めています!下階では、2階と3階で内装工事を進めています!
では、ここからは本題の「ガス圧接継ぎ手」について調べた事を載せていこうと思います!
まず「ガス圧接継ぎ手」とは、どういう時に行うものなのかですが、ガス圧接継ぎ手とは鉄筋を継ぐ時に行う作業です。
↑図のように、加圧器という道具を使って、鉄筋を固定させ加熱器というバーナーを使って接合部を熱します。
この圧接作業がなぜあるのかというと、例えば、10階建てのマンション工事で、10階建てと同じだけ長さの鉄筋を準備して配筋して工事を行うよりも、1階分の長さの鉄筋を準備して、それを配筋して圧接してという方が配筋作業を行うのも安全に早くできると思いますし鉄筋を運搬する車両がありません。(基本的に3.5mから最大で12mまでの製品しか製造されていません。)
でも圧接してると言っても、流石に元々一本でできているものよりは継いだ物の方が強度的な不安はあるかと思います。
圧接部分の密度がしっかりあるか、圧接部分に傷はないかなどを超音波を使って内部までしっかり調べ、更に、外観はゲージを使って
圧接部分の「膨らみ長さ」や「膨らみ直径」などの鉄筋のサイズによって細かく決められた基準をクリアしているかというのを調べます(圧接後は凄く熱いのでしっかりと冷ましてから検査を行います)
ふくらみの直径の1.4d以上、ふくらみの長さの1.1d以上、鉄筋中心軸の偏心量1/5d以下、ふくらみの頂部と圧接面のずれ1/4d以下など様々な基準かありますのでしっかりと検査し施工を行っています。
今回のブログは以上で終わりたいと思います。
最後まで見ていただいきありがとうございます
次回もよろしくおねがいします!
建築部、長嶺でした!!