《足場の種類》 – 株式会社東恩納組

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2016年1月7日建築部

《足場の種類》

あけましておめでとうございます。
工事部の神谷です。
今年もよろしくお願い致します。
今年は迅速行動、即実行で動けるように頑張りたいと思います!!

さて僕のブログですが、今回は足場の種類や特徴について紹介します。

足場とは建築工事で設ける、仮設の作業床や通路のことです。
足場の種類は、枠組足場、単管足場、丸太足場、ブラケット一側足場、張出し足場、移動式足場(ローリングタワー)、脚立足場、つり足場、つり枠足場、布板一側足場、等があります。

①枠組足場
枠組足場は、鳥居形建枠と布枠を主体として、筋違で固めて組み立てられた足場です。
組立と解体に比較的に手間がかからない、重量が軽い、部材の強度も高く安全性の点でも非常に優れています。こういった特徴から現在最も多く使われている足場です。
イメージ図↓
ファイル 804-1.jpg

②単管足場
単管足場は従来丸太素材を使っていたものが単管足場用鋼管を用いて組み立てられるようになったものが単管足場です。
枠組足場に比べると、組立と解体の手間がかかります。建地の間の幅や布の高さをある程度自由に調節する事ができます。
イメージ図↓
ファイル 804-2.jpg

③丸太足場
丸太足場は丸太を使用して構成する足場です。
各部が木材の為、強度が低いという問題があります。
組立や解体に手間がかかるため現在では使用されていません。
イメージ図↓
ファイル 804-3.jpg

④一側足場
一側足場は本足場が設置できない狭い場所で使われる足場です。
高さは原則として15m以下ですが建地等を補強するとそれ以上にすることも出来ます。
イメージ図↓
ファイル 804-4.jpg

⑤張出し足場
隣の建物との間が狭く本足場を組むスペースがない場合に組まれる建物に取り付ける足場です。地上に直接組まないのでアンカーボルト等の取り付け部分の強度がとても重要です。
構造的に特殊なので使用する場合は細心の注意が必要です。
イメージ図↓
ファイル 804-5.jpg

少し長くなりそうなので今回はここで終わります。

残りの足場は次回紹介しようと思います。
以上。工事部の神谷でした。

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