「保全」
皆さんこんにちは、営業部の宇江城です。
今回は、建築物の「保全」について掲載したいと思います。
建築物は、竣工したそのときから徐々に劣化が始まります。
そのため、建築物の機能や性能を保ち改良するためには「保全」が必要となります。
「保全」には、維持保全と改良保全があり、維持保全には、設備機器の運転・清掃、保守・点検、調査・劣化診断、修繕・更新などがあります。
改良保全には、改修と模様替えなどがあります。
建築物の保守には、正常な状態を維持できるように手入れすることで、修理、整備などの作業が含まれます。
修繕とは、劣化した部材、性能や機能が低下した部品や機器などを、現状あるいは実用上支障のない状態まで回復させることをいいます。
更新は、劣化した部位・部品や機器などを新しいものに取り替えることをいいます。
改修とは、劣化した部材、性能や機能が低下した部品や機器などを竣工時の状態もしくは、それ以上に向上させるために実施する大規模な修繕のことです。
保全は、建築物の所有者や利用者が、安全で快適に建築物を利用できる性能を保つために必要となります。
また、火災や地震、台風などの非常時には、火災の延焼や建築物の損傷、倒壊を防止し、人命を守る社会的な安全上の機能を保つために必要である。
建築物を安全で快適に保つためには保全は必須となりますので何かご心配なことやお困りのことがあればお気軽に相談ください。