なかがみ地域よりお届け No,5 – 株式会社東恩納組

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2021年10月20日建築部

なかがみ地域よりお届け No,5

皆さん、こんにちは。

建築部の知名です。

最近は暑さも和らいできて過ごしやすくなってきましたね。コロナもおさまりつつありますが油断はしないように気を付けていきましょう。

さて、現場の方もだいぶ進捗をみせ内部の仕上げ工事も順調に進んでおります。床の長尺シート貼りも始まっているのでそこのご紹介をしようと思います。
一言で長尺シートとは言うものの実際には多種多様にあり平滑仕上げ・防滑仕上げにはじまり耐薬品性・帯電防止性・抗菌性・耐動荷重性等の種類があるため利用目的に合わせて選ぶ必要があります。この現場では個室や廊下などは平滑仕上げ、脱衣所等の水回りには防滑仕上げが使われています。

まずはシート貼りの先に床の掃除と下地調整(凹凸部分を研磨し滑らかに)を行います。

 

その後、シートの巻き癖を直すためにシートを広げある程度の裁断を行い広げたまましばらく放置します。

それから接着剤を塗布してシート貼りを行いローラーで空気を抜きます。 ※全面接着工法

その後、シートとシートの継ぎ目部分の溶接作業を行い余盛分をカットします。

※全面接着工法完了してから12時間以上経過後に行う

以上が長尺シートの施工手順となります。

ところで皆さん、接着剤にはオープンタイムと言うものがある事をご存知ですか?

オープンタイムとは速乾接着剤などを塗ったあと、所定の性能がでるまで放置する時間のことです。
実はオープンタイムが経過してから、両材を接着しないと所定の性能がでないのです。ボンドなどでは不要のものもありますが、皆さんも目にしたことがある瞬間接着剤とかはこれに該当するものも多いはず。次お使いになる際は使用方法など見てみて下さいね。
目安としてはつける材料の両面に塗布し、表面が乾燥する程度のオープンタイム(5分~30分)を取ってから張り合わせると、仮止め不要の初期強度に優れた接着ができるとの事です。

ではでは、今回はこの辺で。

以上、建築部の知名でした。

 

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