コンベックスの話 – 株式会社東恩納組

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2014年11月7日未分類

コンベックスの話

おはようございます 山城です。
今回は現場の話ではなく
現場でよく使っているコンベックスの話をしたいと思います。
現場ではメジャーとか、スケールとも呼ばれています。

スケールを伸ばしてみると、はじめの方に色々なマークが書かれています。
ファイル 515-1.jpg

これはJIS認定マークで
0~10mで±1.2mm以内の誤差の精度で作られていることを証明しているマークです。
さらに伸ばすと455mm(1尺5寸)ピッチでマークが打たれています。これは日本でのツーバイフォー工法でよく用いられる寸法です。
ファイル 515-2.jpg
木造や内部で主に活用します。

本体のテープは水平保持力をもたせるためアールになっています。
ファイル 515-3.jpg
これで2m程度の長さまで伸ばしても、水平に待ち上げ距離を測ることができます。
先端のツメにはツメの厚み分だけ左右に動き0点補正をする機能がついています。

ツメを引っ掛けて測定するとき、内側がゼロ起点になり、
ファイル 515-4.jpg

押し当てて測定するとき、外側がゼロ起点になっているのです。
ファイル 515-5.jpg
スケールといういつも何気なく使ってる道具でも、作った人のいろいろ考えや、知恵が詰め込まれていてとても感心します。
自分もみんなにそういう感動、感心を与えることのできる建物を建てることができるよういろいろ勉強していきたいと思います。

以上山城でした

※参照サイト
http://www.muratec-kds.jp/q_a/q_a_convex.html