シーリング材について – 株式会社東恩納組

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2026年3月11日建築部

シーリング材について

こんにちは!

建築部の池原です、今回はシーリング材についてです。

シーリング材とは?

「シーリング材」とは、建物の気密性や防水性をたもつために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工されるペースト状の建築材料です。

専用のシーリングガンをしようして、該当箇所に充填して使用することが多い。

シーリング材の種類は?

シーリング材には、アクリル系、ポリウレタン系、変成シリコーン系、シリコーン系など、さまざまな種類があります。

それぞれのシーリング材は、耐久性、耐候性塗装の可否、用途などが異なり、使用する場所や目的に合わせて選ぶことが重要です。

シーリング材の主な種類と特徴

シーリング材は、その成分によって様々な種類に分類されます。

1.アクリル系シーリング材

・新築時のALC目地などでよく使われます。

・耐久性は他のシーリング材に劣ります。

・透湿性が高く、湿気の多い場所でも利用できます。

2.ポリウレタン系シーリング材

・弾力性と耐久性が高いですが、紫外線に弱いため、屋外で使用する場合は塗装が必要です。

・ホコリを吸着しやすい性質があります。

・モルタル外壁のVカット補修やサイディング改修によく使われます。

3.変成シリコーン系シーリング材

・耐候性が高く、外壁や屋根など屋外での使用に適しています。

・耐久年数は10年~15年とシーリング材の中でもすぐれています。

・塗装の前後どちらでも使用できる汎用性の高いシーリング材です。

・サイディング目地やタイル面、石面によく使用されます。

4.シリコーン系シーリング材

・防水性、耐熱性、耐候性に優れています。

・ガラス周りや水回りの目地に適しています。

・上からの塗装はできません。

その他のシーリング材

上記以外にも、以下のようなシーリング材があります。

・ポリサルファイド系シーリング材:耐油性耐候性に優れ、躯体目地などに使用されます。

・油性コーキング材:耐候性が高く、硬化しないため柔らかいのが特徴です。

・ブチルゴム系シーリング材:目地の動きが大きい場所や一時的な防水に適しています。

シーリング選びのポイント

シーリング材は、使用する場所の環境や求める性能に合わせて選ぶことが重要です。

・用途:水回り、外壁、ガラス周りなど、用途に合った特性を持つシーリング材を選びましょう。

シーリング材の1液と2液タイプの違い

・シーリング材には、1液タイプと2液タイプというものがあります。

それぞれの違いは、乾燥(硬化)するまでのじかんです。

1. 1液タイプ

「1液タイプ」のシーリング材には、空気中の水分と反応して硬化する(湿気硬化型)タイプや水が揮発して乾燥する(乾燥硬化型)タイプがあります。

2. 2液タイプ

「2液タイプ」のシーリング材は、主剤と硬化剤を混ぜることで化学反応を起こして硬化する(混合反応硬化型の)タイプです。

このタイプは硬化剤を混ぜることで乾燥を(強制的に)促進させるため、乾燥するまでの時間は季節(湿度・温度)にあまり左右されません。

2液タイプのシーリング材は、主剤と硬化剤を混ぜる専用の「攪拌機」と施工技術が必要なため、一般的に専門業者が使用する材料です。

最後に「コーキング材」と「シーリング材」の違い(建築用語解説)

コーキング材とシーリング材の違いは材料の成分が異なります。

日本興業規格(JIS)のおいて、どちらも「ひび割れや隙間を埋めるための素材」で、実際の建築現場では、コーキング材もシーリング材もほぼ同様の意味で使用されています。

以上、建築部池原でした。