ブランシエラ那覇高良新築工事 – 株式会社東恩納組

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2022年10月21日建築部

ブランシエラ那覇高良新築工事

皆さんこんにちは、建築部の喜瀬です。

10月半ばになると少しずつ冷え込み、日が暮れるのが早くなり秋を感じてきますね。秋は風邪やインフルエンザが流行りやすいので体調管理にも気を付けて作業をしています。

さて私が配属しているブランシエラ那覇高良新築工事は今杭工事をしている所です。今回は杭工事の状況を載せたいと思います。

今回の杭工事はSmart-MAGNAUM工法を採用しています。上の写真は工事に使うメイン機材です。一つ目はクローラークレーン。二つ目は三点杭打機です。

次は未固結採取の状況となります。これは杭を建込む前に掘削を行いセメントミルクを注入するのですが地中になりますのでセメントがしっかり固まるか確かめる為に試験体を採取している所です。

未固結採取が終わり次は杭を建込んで施工手順を確認して実際に施工をしていきます。この写真は杭を建込む位置の確認です。

杭の位置の確認が終わったら掘削開始します。全長13m、幅1.1mで掘削をしていきます。

指定深度まで達すると先端土質確認をします。これは重要なことです。なぜなら杭の先端が支持層に入っているか確かめるためです。もし支持層に入っていなかったら建物の沈下・倒壊の恐れがありますのでこの確認作業は毎回する必要があるのです。

先端土質確認が済み次第杭の建込をしていきます。杭の水平:100㎜以内・傾斜:1/200以内に収まらないといけません。傾斜が1/200を超えると支持力が低下してしまいます。

建込が完了したら所定の高さになっているか確認をします。所定高さから±0~50㎜以内であればOKです。

この確認が終わったら施工終了です。

まだまだ確認項目はありますがメインとなるものを今回はお知らせしました。杭工事は後半分ですが気を抜かず、怪我などが無いよう協力業者と連携をして無事作業終了できるよう頑張ります。以上喜瀬からでした。