ライオンズ宇地泊現場より – 株式会社東恩納組

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2021年1月20日建築部

ライオンズ宇地泊現場より

皆さんこんにちは、建築部玉城です。

最近は気温があまり安定しない日が続いており、寒暖の差が大きくなっています。

体調を崩しがちな時期ですが今猛威を振るっているコロナウイルスだけでなくインフルエンザ等のシーズンでもありますのでしっかりと手洗い、うがい等体調管理を心がけていきましょう。

 

さて、今宇地泊の現場では外装タイルの下地処理をしており、その方法として超高圧洗浄機による目荒らしを行っております。

今回は使用している超高圧洗浄機について説明していきます。

 

今回使用している超高圧洗浄機、普段使用している高圧洗浄機と何が違うのかという部分ですが名前の通り出力が違い

普段使用しているものが大体6~8mpa

今回使用しているものが35mpaと約5倍の強さですね!

高圧洗浄の様子はこちら

通常の高圧洗浄機だと、コンクリート表面の汚れなどしか落とせないのに対し超高圧洗浄だと表面から数ミリ~数十ミリ削り取るような形になり、そして必要動力の点で、通常が200Vに対し今回使用した機器は45kVを使用しております。

ちなみにですが、超高圧洗浄のノズルは2種類存在し、無回転式(ハケ引き)遥動回転式(ループ)があります

超高圧水の接触時間が長いために、深く掘れ作業性が良いものは無回転式で、レイタンス処理・鉄筋錆除去・塗膜除去に関しては、遥動回転式が相性がいいそうです。

 

そして、なぜ下地処理として目荒らしを行うのかという目的ですが、外装タイルの場合一番問題になるものがタイルの崩落・剥がれであり、その原因コンクリート面とモルタルの接着不足などがあげられます。

コンクリート面は多少のざらつきはありますが比較的綺麗な状態であり、なにも下地処理を行わないとコンクリート面との食いつきが弱くなっています。

そのためにコンクリート面を削り凹凸を作ってタイルの接着力を高め、タイルの剥落を防止しようとするものです。

目荒らし前

高圧洗浄による目荒らし後

躯体工事もいよいよ終盤に差し掛かってきましたので気を引き締めて頑張っていきます。

以上、建築部玉城でした